イケアのお肉を使わない“プラントボール”の味と食感にビックリ! 日本でも10月から発売開始されたよ
お豆や彩り豊かな野菜をふんだんに使った、ヴィーガン料理。肉や魚はもちろんのこと、卵や乳製品も一切使わないベジタリアン料理のひとつです。
ライフスタイルの選択肢のひとつとして、あるいは宗教や環境問題への配慮などの理由から、ベジタリアン対応のメニューを提供するお店が増えている昨今。近頃では「え、この食感で肉なし!? レベル高ッツ!」と言うようなものに出会うこともしばしば。
さてさて、先日、現在暮らしているフランスの自宅近くにあるイケアへ先日立ち寄ったときのことです。イケアレストランで、見た目はミートボールそっくりの「プラントボール」というお肉を一切使わないベジタリアン料理を発見!
どんな味か気になったので、イケアレストランで食べてみることにしましたよ☆
【見た目はスウェーデンミートボール】
同じメニューでも、国によって提供されるスタイルが異なるイケアレストラン。注文する前にレストランの看板をチェックしてみると、フランスではプラントボール10コにマッシュポテト、インゲンと枝豆のソテーにソース、リンゴンベリージャム付きで提供される模様で、お値段は4.95ユーロ(約600円)。
【食べてみた! コクうまジューシー☆】
出てきた料理は、もはや、肉なしって言われなければ分からないレベルの見た目!
カウンターで注文したプラントボールは、たっぷりのインゲンソテー(枝豆入り)にマッシュポテトがどどーん! 看板のものよりも、だいぶボリューム感があります。グラスの赤ワイン(2.5ユーロ/約300円)も合わせて注文。
ひと口食べて、ビックリ。こんなにジューシーなヴィーガンミートボールは初めて!! 弾力のある歯ごたえで、ミートボールに近い食感。大豆由来のソイミートっぽい味で、塩気が効いています。
肉汁こそないものの、コクがあるので、全部食べ終わる頃にはお腹いっぱいに。満足度が高い一皿でしたよ☆
【プラントボールには何が入っているの?】
プラントボールの主原材料は、黄エンドウ豆由来タンパク質、オーツ麦、ジャガイモ、タマネギ、リンゴということで、プラントボール自体は植物由来のみの材料で作られたヴィーガン食(※ヴィーガンは動物性タンパク質一切NGの菜食主義)。
ただし、付け合わせのソースとマッシュポテトはクリーム入りなので、ベジタリアン食(※ベジタリアンは卵・乳製品OKの菜食主義)です。
【赤ワインによく合います☆】
味がお肉っぽいのと、コクのあるクリームソースでワインが進む〜。プラントボールは赤ワインによく合う……というのも、うれしい発見でした♪
スウェーデンのミートボールはジャムをつけて食べるのが定番ですが、ただ、本物のお肉ではないので、ジャムとは合わない気も……。
甘みの強いジャムよりも、レモンで酸味をプラスするか、マスタードあるいは七味唐辛子でアクセントをつけて食べたい、と思いましたよ。あくまでも個人的な感想だけれど!
同じベジタリアン仕様のお団子なのに、ひよこ豆をベースにしたホロホロと口中で崩れるベジボールとは、味も食感も全然ちがうプラントボール。おいしかったから、リピートしちゃうぞっ。
国内のイケアでは2020年10月1日から発売開始になるというから、食べてみたい人は要チェックですよ〜!
参照元:イケア・ジャパン プレスリリース
撮影・執筆:sweetsholic
Photo:(c)Pouch