【体験レポ】横浜ヴィーガン祭りに行ってみたら「肉」食女子の天国だった
餃子！ ハンバーガー！ 唐揚げ！ 焼肉丼！
中学生男子が歓喜しそうな、肉肉しいがっつり飯の数々。実はこれ、横浜で開催されたヴィーガン祭で提供されたメニューなんです。「えっ、ヴィーガンってお肉は食べないんじゃないの」って？
このお肉たち、すべて野菜と穀物でできていると聞いたら驚きませんか!?
【横浜での開催は初！ヴィーガン祭りに行ってみた】
『ヴィーガン』とは、食べ物、衣服、その他あらゆる形態の動物から摂取したものを取り入れないようにするライフスタイルのこと。
食べ物で言えば肉や魚だけでなく、乳製品や卵も食べません。
ここ最近、海外では爆発的に、日本でも少しずつ増えつつあると言われているヴィーガン。そんなヴィーガンフードが集まるイベント「横浜ヴィーガン祭り」に参加してみました。
開催日の10月20日は快晴で、絶好のフェス日和。会場は桜木町駅の目の前にある日本丸メモリアルパーク。お昼前に到着しましたが、あちこちに長蛇の列が！
【ヴィーガン料理ってサラダばっかりじゃないの？】
今回出店されているのは、ハンバーガー、カレー、タコライス、唐揚げ、スイーツなど約19店舗。来場者は約2000人！ あちこちからいい匂いがただよってきます。
お腹が空いたので、とりあえず並んでみることに。
「人が多いところ＝おいしいお店」、という安易な発想でとりあえず並んでみたのが、モノクロのおしゃれなフードトラックが目立っていたLUNA BURGER。
並ぶこと約30分。メニューは1種類のみなので「ハンバーガー600円」を迷わず購入。ふむふむ。見た目は完全に肉ですね。味はどうでしょうか。
う……まっっっっ!!!
これは完全に肉です！ しかも美味しい方の肉。
具はトマトと「肉」だけというシンプルなハンバーガーですが、噛むと口の中でほどけるような「肉」の食感、玉ねぎとソースの鼻に抜けるような風味のよさが際立ちます。そして、バンズもおいしい！
これが肉じゃないなんて……正直、言われなければ100%分かりません。ヴィーガンって、なんてクリエイティブな世界なの!?と感動しました。
無言であっという間に完食し、次の行列へ。
【唐揚げに焼肉丼…ガッツリメニューもあります】
今度はLOVING HUTの「からあげ」（600円）。中学生男子が歓喜しそうなシンプルに茶色いビジュアル。食べてみると、エスニックっぽいスパイシーな味つけにニンニクの風味が効いていて、鶏肉の「モモ肉っぽい」食感も再現できていました。
続きましてVEGGIES DELI BOXの「焼肉丼」（700円）。大豆ミートのスライスを使用しているそうですが、匂いが完全に焼肉です。食べてみると「脂身がない肉」という感じ。たしかに言われてみれば肉とは別ものですが、これはこれでアリです。おいしい！
胃袋の限界を感じながらも、この日いちばんの大行列がどうしても気になり並んでみることに。
それがこちら、横須賀ヘリテージの「SOY餃子500円」。11時過ぎからずっとこの長蛇の列が続いてました。
小麦粉皮の「白」と、玄米粉皮の「黒」がありグルテンフリー対応も完璧。
並ぶこと40分。「本日分すべて完売となりまーす！」の声がかかり残念ながら買えなかったのですが、オンラインでも購入できるとのこと。今度試してみようと思います！
いや〜、この見た目は完全に餃子だよねえ。
【イケメン祭りか！ヴィーガン界の有名人に会ったよー】
ヴィーガン界（？）にはヴィーガンレシピの動画やライフスタイルなどを発信しているYouTuberやインスタグラマーがいて、今回の横浜ヴィーガン祭りにも来場していました。
ヴィーガン祭りの主催者であるダンテ・オルーレさん（イケメン）にもお話をうかがいました。
記者：なぜ今回は横浜で開催しようと？
ダンテ「神奈川県って実は日本でいちばんヴィーガンの人口が多いんです。でも対応しているレストランはとても少ない。東京ではすでにヴィーガンのフェスはいくつか実施されているし、どうしても横浜で開催したかった」
沖縄に在住し、ヴィーガン男子として数多くの動画を配信している有名YouTuberでもあるダンテさん。
ミ○キーマウスのように3歩歩くごとに写真を撮られていましたが、すべてにこやかに応じるという性格イケメンでもありました。
さらに、5ヶ国語（
︎）をあやつるタレントでモデルのアレックス・デレチさんも当日は来場。25歳以下の若者にヴィーガンを広める活動をされているそうです。
なんだ。ヴィーガン祭りってイケメン祭りのことだったのか……。
ということで、心もお腹もいっぱいになった横浜ヴィーガン祭り。
ヴィーガンに興味がある人、食の好奇心が旺盛な人、料理が好きな人、イケメンが好きな人…すべての人におすすめのイベントでしたよ〜！
参考リンク：横浜ヴィーガン祭り、
執筆：藤山ゲイシャ
Photo： (c)Pouch
