「世界の絶景」×「ドレス姿の女性」の写真アートがあまりに美しくて幻想的 / どの作品も映画のワンシーンのようです
「ドレス姿の女性は世界でいちばん美しいもののひとつ」だと考えるモスクワ出身の写真家Kristina Makeevaさん。そしてそこに素晴らしい景色が加われば、その美しさはさらなるものとなるはず。
そこで彼女が試みたのが、世界中を旅して見つけた絶景にドレスを着た女性の後ろ姿を合わせるという写真アート。ドレスのデザイン、光、自然の風景、建築などの組合せによって、美しさの相乗効果も限りないものに。どれをとってもファンタジー映画のワンシーンのような作品に仕上がっているんです!
【「世界の絶景」×「ドレス姿の女性」の写真アート】
ドレスと背景の景色との組合せはとても慎重に選んでいるというKristinaさん。ドレスはデザイナーを雇うこともあれば自分たちの手で縫って作ることもあるのだとか。
たとえば彼女のホームタウンともいえるモスクワの「赤の広場」を背景とした写真。雪が降っているかのように見える神秘的な聖ワシリイ大聖堂の風景に合わせたのは、真っ赤なドレスを着た女性。シフォンのように透けるやわらかな素材の生地が、幻想的な雰囲気をより高めています。
赤の次は青が印象的な一枚を。ポルトガルの湾岸都市・ポルトで撮影されたのは、歴史ある建造物を背景にした写真。建物に使われているテキスタイルと女性のドレスの柄がリンクしていて、見事に背景に溶け込んでいます。
トルコのカッパドキアでは真っ白なドレス姿の女性をモデルに。ふわりとたなびくドレスが青い空に浮かぶ雲と一体となって、女性が天空に浮いているかと思わせるような優雅さ! これには撮影したKristinaさん自身も「鳥のよう」とインスタグラムにコメントしています。
【日本を旅して撮影した写真も】
ドレスの柄ほど周囲の景色に映えるものはないと思っているというKristinaさん。これからも世界中を旅して、「絶景×ドレス」の相乗効果を発信していくことでしょう。インスタグラムに投稿されている彼女の作品の数々、皆さんも写真集を眺めるような気持ちででチェックしてみてくださいね。
中には日本の東京や京都を旅してその風景を撮影した作品もあるんですが、これがまたステキで、日本人である私たちですら見とれちゃうほどです。
参照元:Instagram @hobopeeba
執筆=鷺ノ宮やよい (c)Pouch