【日本人は好きかも】タコスだけど日本食!? パリパリの海苔で刺身やラーメンをはさむ「海苔タコス」がLAをザワつかせている
アメリカ・ロサンゼルスを拠点に、数多くのフェスティバルやナイトマーケットにフードを出店している「NORIGAMI」が販売しているのは、メキシコのソウルフード、タコスです。しかしこのタコス、ただのタコスではありません。
具材を包み込む生地の色は真っ黒。黒い色の正体は、なんと海苔! お店のサイトによれば、海苔に薄く衣をつけて油で揚げてあり、食感はサクサクしているんですって。
このフードは「寿司タコス(SUSHI NORI TACO)」と名付けられているようなのですが、なるほどたしかに、構造はお寿司によく似ていますねぇ!
【生地もすごけりゃ中身もすごい】
「NORIGAMI」のインスタグラムには、「寿司タコス」の写真がずらりと並んでいます。
「寿司タコス」は、アジアの食にヒントを得た具材が使われているのが特徴。寿司を思わせるマグロやサーモンが使用されているメニューもあるのですが、そのほかにもエビの天ぷらや、ラーメン(!)を具として取り入れている会場限定メニューなどもあって、なかなかチャレンジャー。
【店舗を持つため奮闘中!】
そもそも海苔という食材自体、日本料理と相性抜群ということも大きいのでしょう。作っているのはミシェル・ビー(Michelle Vy)さんという方で、日本人ではない方が作っていると思うと、なんだか不思議な気持ちがします。
現在は店舗を構えていないという「NORIGAMI」ですが、1日でも早くレストランを開くべく、クラウドファンディングサイト「GoFundMe」で資金集めをしています。2017年5月に開業1周年を迎えるのだそうで、このときまでに開店できたらと計画しているようです。
【海外の人々の反応】
ところで、「寿司タコス」を外国の方々はどう思っているのでしょう。海外サイト「PIC.ONLINE」に寄せられた声をチェックしてみたところ、「無理」という人と「食べてみたい」という人で意見が分かれておりました。海苔を食べる文化のない地域もあるようですし、仕方のないことなのかも?
【日本上陸したらウケるかも!?】
ならば、海苔を愛してやまない我々日本人は、どうでしょうか。私はおそらく、日本上陸すれば受け入れられると思うんですよね。
どんな味なのか確かめたいし、機会が巡ってきたら必ずや、食べてみたいゾっ!
参照元:NORIGAMI 公式サイト、Instagram @norigamitacos、GoFundMe、PIC.ONLINE
執筆=田端あんじ (c)Pouch