星野源の新曲『Ain’t Nobody Know』MVの内容が素敵! 同性と異性のカップル3組が織りなす「それぞれの愛のかたち」
2020年1月16日にYouTubeに公開された星野源さんの楽曲『Ain’t Nobody Know』のMVが大きな注目を集めています。
曲のすばらしさとともに注目したいのはMVの内容。
出演しているのは、女性と女性、男性と男性、女性と男性という3組のカップル。星野さんの曲『Pop Virus』MVも手掛けた林響太朗さんによる美しい映像とともに、それぞれの愛のかたちを表現しています。
【グラスの泡から溢れる幸福感】
『Ain’t Nobody Know(直訳すると「誰も知らねぇよ」)』は、イギリスのミュージシャン、トム・ミッシュさんとの共同プロデュース曲。2019年10月にリリースされたEP『Same Thing』に収録されています。
MVに登場する3組のカップルは皆、恋人と待ち合わせをしている様子。
お相手が現れるとシャンパンやビールで乾杯するのですが、このときグラスの中に立ち昇る泡に、なんともいえない幸福感を感じるんです。
【体温や息遣いが伝わってきそう】
ラストシーンを除いてかなり至近距離で撮影しているせいもあってか、肌のぬくもりや息遣いまで聞こえてきそうでドキドキ。
手を握り合い、くちびるを重ねて、寄り添い合って眠る恋人たちは、とても美しく儚くて、なぜだか涙がこぼれます。
【MVにこめられたメッセージ】
降りしきる雨のなか、時折反射する光の色はレインボー。
レインボーカラーはLGBTのシンボルであり、性の多様性は、星野さんが音楽番組などを通して長年訴えかけているテーマでもあります。
2019年の年末に放送された『紅白歌合戦』で、紅白を混ぜた “ピンク色” のダウンジャケットを着て歌っていたことを覚えている人もいるのでは?
【ネットで大反響!】
『Ain’t Nobody Know』MVの再生回数は、わずか一晩で30万回に届く勢い。コメントもたくさん寄せられていて
「星野源がいつかの紅白で言ってた、『紅組も白組も関係なく』の言葉、嘘じゃなかったんだなぁってしみじみ感じてる」
「源さんのつくる、”誰一人取り残さない愛の歌” が大好きです」
「誰もが悩まず自由な恋愛ができる世の中になりますように」
といった声が集まっています。
ちなみにMVの最後には、星野さんご本人と女優の小松菜奈さんが出てきますよ。ラストシーンまで、どうぞお見逃しのないように~!
参照元:YouTube、Instagram @iamgenhoshino
執筆:田端あんじ (c)Pouch