ドラマ『カルテット』の「告白したとき・されたときのSAJ三段活用」が切なすぎて泣ける…! 3月9日はサンキューの日です
当サイトで初回からウォッチしてきたTBS系ドラマ『カルテット』も、いよいよ佳境。2017年3月7日(火)に放送された第8話では、カルテットドーナツホールのメンバーによる四角関係が描かれ、全視聴者の胸をキューンと切なくさせました。
なかでもとびきり切ない気持ちになったのは、高橋一生さん演じる家森が、満島ひかりさん演じるすずめに放った「告白したとき・されたときのSAJ三段活用」発言。
さてあなたは、SAJがなんの略がわかるでしょうか? ヒントは「3月9日はサンキューの日」ですよぉ!
【「ありがとう」と言われたら「冗談です」と返して乗り切る】
家森いわく、Sは「好きです」、Aは「ありがとう」、そしてJは「冗談です」。
好きでもない、興味もない人から「好きです」と告白されたとき、「へえー」とは返せない。だから告白された方は「ありがとう」と答えます。
しかし、それは本当の答えではありません。けれども、告白した方が「冗談です」とお茶を濁せば、「(あなたが)好きです」という話がなかったことになります。
なかったことにしたくないけれど、そうするしかないときもある……という本心を隠しながら「そうやってみんな、なんとか生きてるの」と家森はつぶやきます。
もちろんこれは、あくまでも家森の持論。ドラマの中の人物が語っていることですが、しかし身に覚えのあるわたしは、ただただ、「あああ……」とうなだれるしかありませんでした。考えてみると「ありがとう」って、便利な言葉ですよね。そして「冗談です」も……。
【片思いって楽しくって切ないよね】
松たか子さん演じる真紀のことが好きな、松田龍平さん演じる別府。そんな別府のことが好きなすずめ。そしてひそかにすずめを想っている、家森。全員の恋心が見事なまでに一方通行で、切ないったらありゃしない。
【すずめちゃんと家森さんを抱きしめたい】
特に、自分の気持ちを押し殺したまま、片思いの相手の恋を応援するすずめ。そして、「好きになってもらえる確率が低いから、女性のことを好きにならないようにしている」と口にしつつ、お腹をすかせたすずめのために、たこ焼きを買ってきちゃう家森の2人が、見ていて辛すぎるう!
不器用で心根の優しい彼らの、一挙手一投足を見ているだけで、歯がゆくって愛しくって自然と涙ぐんでしまいます。
【最終回まで目が離せませんっ】
8話のラストでは「早乙女真紀と名乗っているが、実は別人である」という、真紀のとんでもない秘密が明らかにされ、またもや度肝を抜かれちゃいましたが、最終回に向けてどんな展開を見せてくれるのでしょうか。ああ、来週の火曜日が来るのが待ちきれないよ〜!
参照元:TBS、YouTube
執筆=田端あんじ (c)Pouch