ドラマ『奪い愛、冬』が伝説作りすぎぃ!! 全視聴者が震えた「クローゼットからのここにいるよ〜」など1話から3話までの伝説を振り返ってみた
毎週金曜夜11時15分より放送されているテレビ朝日系ドラマ『奪い愛、冬』が、とにもかくにもヤバすぎる。みなさんはそんなウワサを耳にしたことはないでしょうか?
かつて放送されていた泥沼愛憎ドラマ『不機嫌な果実』のスタッフと、脚本家の鈴木おさむさんがタッグを組んだ。もうこの要素だけでスゴさが伝わってくる気がしますが、まだ3話しか放送されてないにも関わらず、昼ドラも真っ青の衝撃的なシーンの連続で、伝説作りすぎなのです。
【どんなお話なの?】
デザイン会社に勤める光(倉科カナ)と、康太(三浦翔平)。結婚の約束をした2人の前に光の元彼・信(大谷亮平)が現れる。かつて死ぬほど愛したにもかかわらず突然姿を消した元彼との再会に、心が揺らぎ始める光。しかし、信にはすでに、妻・蘭(水野美紀)がいて……。
【みーーーんな狂ってる!】
こちらがドラマの簡単なあらすじです。4人が昼ドラばりの、いや昼ドラ以上のドロッドロな愛憎劇を繰り広げるだけでなく、さまざまな人の思惑が絡み合ってさらにこんがらがってゆく。1人、また1人と、狂人が増えていく点も注目すべき点です。
まともな人が、ほぼいない。そんなドラマ、なかなかありませんよね? まだ観ていないという方のために1話から3話に起きた強烈エピソードをまとめてみました。
【1話の強烈エピソード】
・榊原郁恵さんが嫌味な姑を好演!
いい人のイメージしかない郁恵さんが、主人公の婚約者・康太の母役。この母のなにがすごいかって、初対面の嫁候補のお尻を触って「体で選んだのね」なーんて言っちゃうところ! 郁恵さんのイメージと真逆だからこそハマっていて、ただただ恐怖です。
その後もあえて康太の元カノ(ダレノガレ明美)を呼ぶなど嫌がらせしまくるのですが、それも息子を溺愛しているからこそ。とはいえ息子のほうはマザコンではないようなので、思いは一方通行なのですが。
・水野美紀さんのホラーオーラがハンパない
このドラマは、信の妻・蘭を演じる水野美紀さんの怪演なくしては成り立たないといっても過言ではないっ! 服をさぐって髪の毛を採取してみたり、光の写真を見つけて「この女が近付いてきたら削除しちゃうかも」とつぶやいたり、 “なにかしでかす” 気配しかありません。
【2話の強烈エピソード】
・フラッシュモブでプロポーズされるところを元彼に見られる
光が元彼と寄りを戻しそうになったので、慌ててサプライズを計画した康太。お店を巻き込んだフラッシュモブでプロポーズするのですが、そこを偶然(?)通りかかったのが元彼と奥さん。光は過呼吸で倒れちゃいます。
・水野美紀さんが名探偵すぎる&フットワークが軽すぎる
夫と元カノ(光)が密会していた現場をGPSで探り、足跡を照合して「せいかーい」と一言。2人が会っていた証拠をがっつり掴んだばかりか、なにくわぬ顔をして光&康太カップルに近づいてみたり、光の母親に「悩みがある」と相談を持ちかけたりと、フットワークも軽い軽い! FBIに入れそうな頭脳と行動力です。
・水野美紀さんがやっぱりホラーでしかない
ビジネスホテルで雨宿りする羽目になった夫と元カノを追って、ホテルに乗り込んだ蘭。とっさにクローゼットに隠れた光の気配を感じたのか、不敵な笑みをみせます。こういう人、絶対に敵に回したくないお……。
【3話の強烈エピソード】
・クローゼットに向かって「じゃあね〜」
これは蘭が、光が隠れているクローゼットに向かって放った言葉です。怖い、怖すぎる。光も相当動揺していましたが、私なら、おしっこちびってしまいそうです。
・息子と彼女の旅行先に突然現れる母
郁恵さん演じる母親の邪魔攻撃が止まらない! 旅行先に突然現れ、いつものごとく嫌味な発言。かと思えば2人がイチャついている部屋に突然入ってきて「結婚前に子供作らないでよね! 私そういうの大嫌いだから!」と言ってみたり。その後、笑いながら帰っていく姿に、ただただ恐怖。
・全視聴者が震えた「ここにいるよ〜」
3話で最もすさまじかったのは、やはり最後に出てきたこのシーン! 風邪をひいた元彼を部屋へと送っていった光。お互いの気持ちを再確認しキスしてしまうのですが、突然「ここにいるよ〜」という声が……。なんと妻の蘭がこっそりクローゼットに隠れていて飛び出してくるのです。
これ、完全にホラーでしょ!!!!!
【1分1秒気が抜けないっ! 唯一の救いは?】
さて、いかがでしょうか。「なんだかよくわからないけれどすごい」ということだけは、伝わったのではないでしょうか?
しかしこれらはほんの一部、2話で登場した「康太が突然怒りを爆発させ傘を思いっきりブン投げるシーン」など、ほかにも狂っているとしか言いようのない衝撃シーンが満載なのであります。
ちなみに……狂人ばかりのこのドラマにおける唯一の救いは、康太の元カノ・ダレノガレ明美さんの存在です。ピリピリ張りつめた空気の中で、ダレノガレさんの、若葉マークばりばりの演技が一服の清涼剤に。ほっと一息つきたいときに出てきてくれると、救われる思いがします。
【4話もなにやら起こりそうです】
注目の第4話の放送は、2月10日。この回ではなんと、光・康太・信・蘭の4人が旅行に出かける(なぜ!?)らしいので、またひと波乱起こりそうですよ〜。すでにファンだというあなたもこれが初回となるあなたも、お見逃しのないように☆
参照元:テレビ朝日、YouTube[1][2]
執筆=田端あんじ (c)Pouch