『だから私はメイクする』第2話 結果を求めて自分の「やりたいこと」を封印した主人公…「自己満足を楽しむこと」の大切さを描いた回でした
2020年10月14日にテレビ東京系のドラマ『だから私はメイクする』第2話が放送されました。
今回の主人公は、メイクやオシャレに無頓着な少女漫画家の奏子(阿部純子さん)。
仕事にストイックなあまり、趣味や自分のケアを後回しにしがちです。
でも、頑張ったのになかなか結果が出なくて……これって「お仕事あるある」といえるかも!?
【ストイックさは長所なんだけど…】
奏子の生きがいは「漫画を描くこと」。自分に手間をかけるのを「無駄」と感じてしまうほどストイックな性格の持ち主です。
しかし最近は、大好きなアイドルをイメージした「推しネイル」にハマっていて、BA・すみれ(神崎恵さん)との出会いをきっかけに、ネイルサロンにも足を運ぶように。
そんなある日のこと「連載漫画を描かないか」と声をかけられ、千載一遇のチャンスがやって来ます。
【好きなことを封印して頑張ったのに…】
連載を持ちかけられて張り切る奏子。しかしやる気とは裏腹に、ぜんぜんアイディアが湧いてきません。
焦った奏子は、大好きな「推しネイル」をオフしてストイックモードへと突入。「ヒット作をつくること」「連載を決めること」を目標に、一生懸命に漫画を描くのですが……。
好きなことを我慢してまで描いた漫画のネームは、結局ボツに。そのうえ編集者からは「もっと自分の好きな漫画を描いてほしい」と言われてしまいます。
【今週の名言「欲張ってもいい、自己満足を楽しもう」】
ストイックな奏子は、自分の好きなことを描くのはただの「自己満足になってしまう」のではないか……と悩みます。
何を描けばいいのかわからなくなった奏子は、すみれの元へ。
悩む奏子に対し、すみれはネイルを塗りながら
「欲張ったっていい。私を元気にするために私に手間をかける時間は無駄じゃない。自己満足を楽しみましょう!」
と声をかけて背中をプッシュ。ようやく前向きになれた奏子は、「自分の好き」を肯定して新たに漫画を描き始めるのですが……
さて奏子は、みごと連載を勝ち取ることができるのでしょうか!?
【結果を気にして「好き」が見えなくなること、あるよね】
何かを世に出す以上、奏子のように「売れたい」「成功したい」と思うのは自然なこと。
しかし数字や世間の評価にばかりとらわれてしまうと、自分の「好き」がどんどん見えなくなってしまいます。
自分なりに色んなことを我慢しているのに、全然成功につながらない……。そういうときは、改めて自分の「好き」を意識してみるといいのかも!
「好き」を大事にした結果、1歩先へと進めた奏子を観ていたら、そんな風に感じたのでした。
『だから私はメイクする』はTverなどで見逃し配信を実施中。パラビでは先行配信も行われているので、ぜひご覧になってみてください♪
参照元:テレビ東京、Instagram @tvtokyo_make
執筆:田端あんじ (c)Pouch