“剃毛の自由”を訴える貝印の広告が大反響! きっかけは90.2%が「剃ることは自由に決めたい」と答えたアンケートでした
カミソリなどでおなじみの貝印が公開した新広告『ムダかどうかは、自分で決める。』が、ネットを中心に話題となっています。
印象的なコピーと共に写し出されているのは、両手を高くあげ、体毛をあらわにする女性の姿。
“ムダ毛” と称されることの多い体毛ですが、本当に “ムダ” なのかどうかは自分で決める!という、強い意志が伝わってくるかのようです。
【剃る・剃らないは本人の自由】
貝印の新広告には、以下の文も記されています。
「ムダ毛を気にしない女の子もカッコいいし、ツルツルな男の子もステキだと思う。ファッションも生き方も好きに選べる私たちは、毛の剃り方だってもっと自由でいい」
「剃る・剃らない、どちらを選択するのも自由なんだよ」というフラットな視点が今の時代にピッタリですし、固定観念を鮮やかに打ち破る言葉に勇気をもらえます。
【ホントはみんな思ってた】
新広告が誕生した背景には、貝印が行ったアンケート「剃毛・脱毛についての意識調査」があるそう。
調査において「気分によって毛を剃っても剃らなくても良い」と思う人が80.5%いることが判明。
また「ファッションや髪型のように、剃ることは自分自身で自由に決めたい」と思う人が90.2%いたことを受けて、人々が胸に抱く思いを代弁する広告が生まれたようなんです。
【モデルを務めたのは「バーチャルヒューマン」!】
“代弁者” として広告モデルに起用されたのは、バーチャルヒューマンのMEME。
MEMEは今回の新広告について、自身のインスタグラムにコメントを投稿。
「『こうじゃなきゃいけない』がどんどん変わっていってる。当たり前のように剃ってた、けど、自分の気持ちいいようにすればいいじゃん」
と発信しています。
【ネットで超話題&広告は街中にも登場してます】
新広告は、公開されるや否や話題沸騰! 貝印公式ツイッターには
「日本企業からこのような広告が出てきたことは、希望です。商品買います」
「どっちも自分の気分で選んでもいいんだよなあと後押しを受けました」
といった声が寄せられています。
新広告は、貝印のSNSのほか、街中にも出現。
2020年8月17日から8月23日まで東京・渋谷「MAGNET by SHIBUYA109 ビッグボード」に、8月17日から8月30日まで東京メトロ半蔵門線の地下鉄電車広告として登場するそうなので、あわせてチェックしてみてください。
参照元:Twitter @kai_corporation、Instagram @meme.konichiwa、プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch