営業再開後のサウナにひとりで行ってみた / 静かで熱いサウナ室はぼっちにとって極上の空間です
緊急事態宣言が解除されて3週間ほど経ち、少しずつ日常が戻りつつあります。
休業していたお店が徐々に営業を再開し、久しぶりにお目当ての場所に足を運べた人もいるのではないでしょうか。
そんな自粛明けに、私が1番喜びを噛み締めたのはサウナです……!
毎月1日、11日、21日は「ステキなぼっちの日」。
Pouchではこれまでも「快感♡サウナ女子の世界」や「くもりのち雨 時々サウナ」でサウナを勧めまくってきましたが、今回は再開後の営業再開後のサウナがぼっちにとって最高の場所だった話をしたいと思います。
【自粛中サウナはほとんど休止していた】
私は体が疲れたときやリフレッシュしたいとき、そしてひとりで考え事をしたいときにサウナに通っていました。
ところが緊急事態宣言の発令中、スパ施設やサウナ施設はほとんどが休業。町の銭湯も営業はしていても、3密空間になりやすいサウナは休止というお店が大多数でした。
外出自粛でストレスフルな日々、まさにサウナが必要なときにサウナに行けない。これは辛かったです……。
【自粛明けのサウナは…?】
緊急事態宣言が解除されて、2ヶ月ぶりに私が向かったのはサウナつきの銭湯。
お店の前にはこんな貼り紙がありました。
・サウナ利用者は事前に体温を測らせていただきます
・3密となりますので人数を制限させて頂く場合があります
・サウナ室内ではタオルで口を覆ってご利用ください
3密にならないよう、感染対策をとってサウナの利用を再開していたのです。
【サウナ室がぼっちにとって最高の空間に】
フロントで検温をして、シャワーで体を洗ってからさっそくサウナ室へ向かうと……。
サウナマットが1人分ずつ離して敷かれてあり、隣同士にならないようサウナ室内もソーシャルディスタンス仕様に。
さらにこんな注意書きもありました。
・飛沫をおさえるためサウナ室内での会話はお控えください
この会話禁止がぼっちにとってはありがたい! 感染症のリスクを抑えられるだけでなく、会話禁止のおかげでサウナ室がとっても静か……。
BGMと、熱いサウナストーンの上にオートロウリュの水が落ちて蒸気が発生するジュワ〜っという音だけがサウナ室内に響き、ひたすら熱さと自分と向き合える空間に。
この数ヶ月、いろんなことがあったな……と、熱いサウナ室の中でひとり振り返りました。
ちなみに「サウナ室で口元にタオルをあてて苦しくないの?」と思われるかもしれませんが、タオルのおかげで熱い蒸気が口の中に入らないので、むしろ呼吸しやすいです。これは意外な発見でした。
【サウナと水風呂のあと極上の快楽が身を包む…】
サウナ室で蒸されたあと、おまちかねの水風呂に入ると思わぬ収穫が。
サウナ禁止期間を経たあとのサウナと水風呂の交互浴が、とんでもなく気持ちよかったのです……!
体がふわ〜っと軽くなり、まるでここ数ヶ月のモヤモヤした気持ちやストレスがすべてリセットされるような開放感! ああ、生きてるって素晴らしい。当たり前の日常と生命に感謝・感激・雨・ARASHI……!!
この「感謝の爆発」は極上にととのったときならではの現象です。
長くサウナ通いを続けていると、サウナ→水風呂→外気浴をしても、脳が快楽の波にのまれるような「ととのい」が得られなくなることもあります。
ところが、2ヶ月のサウナ禁止期間を経て感覚がリセットされたのか、初めてととのったときのような気持ちよさに飲み込まれ「こ、これは自粛のご褒美か?」と思ったほどでした。
【サウナはぼっちにこそオススメ】
「ああ〜、やっぱりサウナは最高だな」
露天スペースでひとり外気浴をしながら、久しぶりのサウナの喜びを噛み締め、嬉しさのあまり涙がこぼれました。
ここ数ヶ月は神経も張り詰めて、体に疲れがたまっている人も多いと思います。まだまだ友達を誘って出かけるのは気が引ける人も多いでしょう。
ひとりで考え事をしたいときや、ネットの情報から少し離れたいな……と思ったときにはぼっちサウナがオススメです。テレビもないサウナ室であればなおよし。
感染症対策やルールはサウナ施設によって異なるとは思いますが、ぜひサウナで心と体をリフレッシュさせてくださいませ。
ぼっち度 ★★★
癒やされる度 ★★★★★★★★★★★★
日常に感謝度 ★★★★★★★★★★★★★★★★
※サウナ室・浴室の画像は過去に許可を得て撮影したものでイメージ画像となります
執筆・撮影:御花畑マリコ
Photo:(c)Pouch