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聴覚障害の人にとってマスクは不便!? 「口元が見えなくて意思疎通が図れない」問題を21歳の女子大生が解決したよ

   


現在、世界中で多くの人が使用しているマスクですが、聴覚障害の人にとっては不便に感じる場面も多いといいます。

手話で会話をする際、聴覚障害の人は手の動きだけでなく口の動きとあわせて情報を読み取るのだそう。そのため、マスクで口元を覆うことは、意思疎通を図るうえでの大きな妨げになるのだとか。

そこで、アメリカのイースタンケンタッキー大学に通う21歳の大学生アシュリー・ローレンス(Ashley Lawrence)さんが考案したのが、聴覚障害の人に向けて口元に工夫を加えたマスクです。

目からウロコのその工夫とは……!

【口元のみ透明になっているマスク】

アシュリーさんが考案したのは、形は普通のマスクながら、口元のみ透明になっているというアイテム。

たしかにこれなら、マスクの機能を維持しながらも口の動きが見えますね! 大学でろう教育を専門としているというアシュリーさんならではのアイデアといえそうです。

【作り方のチュートリアルも公開!】

さらにアシュリーさんは「DHH Mask Project」というフェイスブックページで、このマスクの作り方を公開しています。

マスク部分にはコットン生地、透明部分は手芸屋さんなどでも手に入るビニール素材を使うそう。

ただし、FDA(アメリカ食品医薬品局)の公認などを得ているわけではないので、あくまでも個人の責任において使用してくださいとのことです。

【多くの人にシェアされてほしい!】

フェイスブックで「マスクが必要なすべての人に届くように、私のような初心者でも作れるような写真付きのチュートリアルを作ることにしました。」とコメントしているアシュリーさん。

彼女のアイデアは数々のメディアでも取り上げられ、多くの人にシェアされています。これをきっかけに、聴覚障害の人が困らないマスクが浸透していくことを願いたいですね!

参照元:Facebook[1][2]
執筆:鷺ノ宮やよい (c)Pouch

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