【作り置きにも】牛乳1本を使って「ふわふわチーズ」を作ってみよう♪ オイル漬けにすれば美味しいおつまみになるよ
「学校給食で消費されるはずだった牛乳乳製品が余ってしまう」という懸念から、農水省が牛乳乳製品の消費を呼びかけています。
牛乳を大量に使う食べ物といえば……? なんと言っても、チーズ! ツイッターでは、牛乳を煮詰めて作る、古代のチーズ「蘇(そ)」が話題になっていますが、お家でもチーズが作れるんです。
今回ご紹介するのは、牛乳1リットルを使った「チーズのオリーブオイル漬け」。おつまみとしてそのまま、あるいはサラダやパスタのトッピングにも重宝する、チーズの作り置きレシピです。
それでは早速、作っていきましょう♪
【材料】(できあがり正味300g)
牛乳…1リットル
レモン…大2コ(小さいものなら3コ)
塩…大さじ1
オリーブオイル…2カップ(400cc)程度
※お好みで黒コショウ、ハーブ、ニンニクなど
用意するもの:
ボウル、ザル、ガーゼ(ティータオルでも)、タッパー、保存用のビン
【作り方】
1. 鍋に牛乳と塩を入れて、人肌程度に温める。弱火にかけたまま、絞ったレモンを加えて軽く混ぜる。火を止めてしばらくそのままに。
2時間ほど待つと、チーズの固まりが増えてきます。(※ここでもし固まらないようなら、再度火にかけ、レモン果汁をもう少し加えて様子を見てください。実は用意していたレモン1つではチーズの固まりが増えなかったので、1の液体を再加熱後、レモンをもう1つ絞って加えました)。
2. ボウルにザルをのせ、ガーゼを敷いておく。1をガーゼをかけたボウルに流し入れ、冷蔵庫で半日ほど水気を切る。※このときに出てくる水分「乳清(ホエー)」は取っておくと、色々活用できます
3. 水気を切ったら、ガーゼを敷いたタッパーに入れて冷蔵庫で半日以上冷やし固める。(※目安は半日〜1日)
4. チーズを冷蔵庫から取り出し、1〜1.5cm大にカット。
熱湯消毒したビンにオリーブオイルを注ぎ、オリーブオイルにチーズが浸かるようにチーズを入れていく。※お好みでハーブやニンニクなどを一緒に漬け込んでも。
【黒コショウをかけると最高!!】
ほんのり塩気の効いた、ふわふわ食感のフレッシュチーズのできあがりです。ライトな味のチーズも、オイルに漬け込むことで、濃厚なおいしさが楽しめます☆
おつまみとしてお酒と一緒に楽しむのはもちろん、トーストにのせて、ハチミツと黒コショウをかけて食べても最高♪ ミルキーな味わいは、コーヒーとの相性も抜群です。
さてさて、フレッシュチーズは長期保存に向かないのですが、オイルに漬け込んでおけば長持ちします。漬け込む時間が長くなると、味や食感も変化してくるのも楽しみのひとつ。2週間ぐらいを目安に食べ切るようにしましょう。
でも、冷蔵庫をあけるたびにパクパクつまんでいたら、すぐになくなってしまうかも……!?
【乳清、漬けたオイルの活用法】
チーズを作る際に出た水分「乳清(ホエー)」は、パンやホットケーキを作るときに使ってみてください。ふっくら、香りよく仕上がりますよ! 塩気が強いので、その際の塩分は乳清だけで十分です。
また、チーズを漬け込んだオイルはパスタや炒め物、揚げ物など、捨てずに活用してくださいね! オイル少々とバルサミコ酢、塩・コショウと混ぜ合わせた簡単ドレッシングもおいしいですよ。チーズやトマトを使ったサラダにぴったり☆
【おまけ:レモンは加熱すると絞りやすくなる!】
レモンの皮はかたいので、そのままだと絞りにくいですよね。そこで覚えておくと便利なのが、加熱してから絞る方法です。
レモンを半分にカットして、600Wのレンジで1分ほど加熱。
皮がやわらかくなり、とても絞りやすくなります。手で軽く握るだけで果汁がジュワ〜ッ。ぜひ試してみてくださいね〜!
レシピ・調理・執筆:sweetsholic (c)Pouch
Photo: sweetsholic (c)Pouch