家に眠ったままのランドセル、どうしてる? 「ネパールの子どもたちに寄付する」という方法もあります
使わなくなったランドセルが、まだ家の押し入れに眠っている。そういった人に提案したいのが「ランドセルの寄付」という方法です。
ランドセルの寄付を呼びかけているのは、登山家の野口健さんが代表を務めるNPO法人ピーク・エイド。
必要としているのはネパールの子どもたちで、昨年2018年12月から2019年5月にかけて、約950個のランドセルを届けたといいます。
【10年前のランドセルが今も活躍中】
ピーク・エイドがランドセルを贈っているのは、数時間歩いて学校に通う子も珍しくない、山岳地帯の子どもたち。
そのため日本製の丈夫なランドセルはニーズが高く、なんと10年前に寄付されたランドセルが未だに使われ続けているそうなんです。
【注意点や配送条件をよく読んでね!】
ピーク・エイドが掲げている目標は、2020年春までに、まだ届けていない7校へランドセルを贈ること。
募集しているのは、破損やひどい汚れがなく、寄せ書きなども書かれていない、小学校卒業後6年以内のランドセル。目標数に達し次第、受け付けを終了します。
また配送は「元払い」のみとなり、着払いで送られてきたものは受け付けていません。これらの注意点を踏まえた上で、寄付を検討してみてくださいね。
【運搬費の寄付も受け付けています】
ランドセルをネパールに送るのにもお金がかかるので、運搬費の寄付も絶賛受付中。
ちなみに950個のランドセルを運搬した際にかかった費用は、約100万円でした。ランドセルの寄付が難しい人は、お金というかたちで応援するのもいいかもしれません。
参照元:NPO法人ピーク・エイド、Twitter @kennoguchi0821
執筆:田端あんじ (c)Pouch
Photo:ぱくたそ