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危険と隣り合わせの野良犬の救助! しかしワンコから近づいてくることもあるんですっ

   



アニマルレスキューと聞くと、ケガの痛みから激しく威嚇するワンコを救出したり、廃材置き場に捨てられてしまったニャンコを保護したりと、危険がともなう救出をイメージする乙女も多いはず。

ところが今回は、捨て犬がいるとの通報を受けてレスキュー隊が向かうと、何とワンコから近づいてきたっ。しかもとても人懐こくてしっぽもフリフリ♪ 辛い目にあっても、人を信じてやまなかった優しいワンコの救出劇です。

【オドロキの速さで保護できたワン】

「捨て犬が1ヶ月近く住み着いている」との通報が入り、現場へ向かった動物保護団体「Hope For Paws」。ワンコが歩道を歩いているところを見つけ、近づいて行きます。ご近所さんが餌とお水をあげていたおかげで、痩せ細ることなくしっかりした足取りです。

通常、捨て犬はとても警戒心が強いもの。でも今回ばかりは、捕まえるのは大変かも…なぁんて心配がすぐに吹き飛んじゃう!

近づくためにレスキュー隊がおやつを投げるとワンコはそれを嬉しそうに食べ、なんとそのままレスキュー隊の足元まで近寄ってきたんです。

手を伸ばしても嫌がることなく撫でられる様子を見ると、つい最近まで人に飼われていたことが想像できます。人間の都合で一方的に見捨てられ、1ヶ月も帰るお家もなく……辛かったでしょう。

それでも敵意を持たずにしっぽを振って歩み寄る姿には、胸を打たれるものがありますした。

特に抵抗する様子もなく、保護用のリードをスルリと回して保護完了。おやつを投げてから何と30秒足らず! 保護しながら驚くレスキュー隊のお姉さんの気持ち、よぉくわかります。キミ、良い子すぎるでしょー‼

【新しい家族ともすぐ仲良くなれるはず!】

ワンコはコレットと名付けられ、保護施設へと向かいました。車に乗ることを怖がらず、シャンプーをしっかりお座りして受けているコレットちゃん。

会って間もない人達に、狭い空間に入れられたり身体中を触られてもパニックにならない様子を見ると、心から人間を信頼していることが伝わってきます。

獣医さんの診察で乳腺炎にかかっていることや、つま先にある腫瘍を取り除く必要があることが判明しましたが、きちんと治療を受けることができました。重症になる前に保護されて本当に良かった!

とはいえ、しっかり飼い主に面倒を見てもらえていれば、病気にもなっていなかったはず。ペットを飼うということは「可愛くて癒やされる」だけでなく、「命を迎えることの責任の重さ」なのだと痛感する動画でした。

コレットは今はすっかり健康になり、元気満点で新しい家族を待っていますよ。今度こそ、ずっと大事にしてくれる家族が見つかりますように。

参照元:YouTube
執筆:入江ゆうり(c)Pouch

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