6月はLGBTプライド月間! レインボーカラーのターバンを作った男性に世界中から「いいね」が届く
6月は「プライド月間」。欧米諸国を中心に、世界中でLGBTの権利や文化について啓もうするイベントが行われます。
というわけで、今回紹介するのはプライド月間にちなんだツイート!
バイセクシャルを公言するジャワンディープ・コハリー(Jiwandeep Kohli)さんが、自ら制作したというレインボーカラーのターバンを公開して、15万1000を超える「いいね」を集めているんです。
【ターバンもアイデンティティのひとつ】
アメリカ・カリフォルニア州に暮らすコハリーさんは臨床心理学の学生で、シーク教徒。シーク教は「神の前ではすべての者が平等」だとしてカースト制度も非難しています。
シーク教徒は頭髪も切らずヒゲも剃らず、ターバンを頭に巻くスタイルが特徴らしいのですが、コハリーさんの風貌はまさしくこのとおり。黒をベースにしたターバンに鮮やかな虹色が配色されていて、とてもよく似合ってるう!
「バイセクシャルであり、ひげをはやした脳科学者であることを誇りに思っている。私は自分のアイデンティティのすべての側面を表現できて幸運だと思うし、他の人たちも同じ自由を得るために働き続けたい」
と語るジャワンディープさん。レインボーカラーはLGBTプライドのシンボル。自分のアイデンティティをターバンで表現したコハリーさんには、「すばらしい」「あなたのターバン大好き!」「美しすぎて心奪われた」とい、称賛メッセージが続々寄せられているんです。
【オバマさんの元まで届きました】
こうしてバズりまくったツイートは、めぐりめぐって、オバマ前アメリカ合衆国大統領の元にまで届きました。コハリーさんのつぶやきを引用リツイートし、
「みなさんも、彼を誇りに思うことがたくさんあるだろう。この国を少しでも平等にするために、あなたがたがすることすべてに感謝します。ところで、素敵なターバンだね!」
とコメントしていました。いやはや、ネットの力、ハンパない~~~!
日本ではGW期間中にプライドパレードが行われていましたが、この機会に改めて、LGBTについて理解を深めてみるといいかもしれません。
参照元:Twitter @jiwandeepkohli、Twitter @BarackObama、イミダス
執筆:田端あんじ (c)Pouch