抹茶が勝つのか? カレーが勝つのか? ご当地グルメ「伊藤久右衛門 宇治抹茶カレー」を食べてみた
ユニークな商品が手に入ることでおなじみのヴィレッジヴァンガードである日発見したのは、「伊藤久右衛門 宇治抹茶カレー(以下、宇治抹茶カレー)」なる商品。
読んでそのまま “抹茶を使ったカレー” らしいのですが……いや、いくら抹茶ブームだからってカレーにまで入れなくても良くない!?
一体どんな味がするのか気になったので、さっそくゲットして、その味を確かめてみることにしました。
【抹茶=スパイスのひとつ】
このカレーは抹茶をスパイスのひとつと考えているようで、その色・味・香りを最大限に活かしながら、時間をかけて美味しく仕上げているとのこと。ちなみに、原材料として挙げられているのも、野菜にお肉に白ワインにカレー粉と、抹茶以外は極めてフツー。
調理方法は、湯煎はもちろん、袋のままレンジでチン(約2分間)することもできるので、忙しいときにもってこいなのではないでしょうか。
【めちゃめちゃ緑やないか】
レンチンが完了して、ご飯を盛りつけたお皿に注いでみたところ……想像以上に「緑」で一気に不安になってきてしまいました。
香りこそカレーなのですが、なにしろ笑っちゃうくらい緑色なので、「私は今から何を食べようとしているのだろう」と脳が混乱してきます。
【後から苦味が来る~~~】
いざ実食すると、たちまち口の中に、カレーならではの食欲をそそる香りと、パンチの効いた本格スパイスの味わいが広がるではありませんか~!
そして、その後にやってくるのは、抹茶由来と思われる、ほんのりとした苦み。口の中からカレーが姿を消した最後の最後に、ほのかにふわっと抹茶の香りがやってきたのでした。
【具が大きいから食べ応えがあります】
ルーの質感はどちらかというと “シャバシャバ系” に近く、味自体は “ほぼ普通のカレー” でとっても美味しい! ただし、独特の苦みは好き嫌いが分かれるかもしれません。まぁ、食べているうちにだんだん慣れてきますけどね。
そしてもうひとつ特筆すべきは、ゴロゴロと大きく切り分けられた具材。抹茶の風味を損ねないように選ばれたという鶏肉は、淡白ながらも肉厚。食べ応えがあるので、満足感も得られるのではないかと思います!
【個人的には苦味が気になっちゃいました】
“緑色のカレー” も “苦味の効いたカレー” もコレが初体験でしたが、カレーとしてちゃんと美味しい(しかも辛いからジワジワ汗もかく!)ので、お土産としてはアリだと感じた次第。
ただ今後リピ買いするかどうかといえば……少々迷ってしまうというのが本音です。理由はただひとつ、どうしても苦味が気になってしまうから。(このあたりは好き好きだと思いますが)
「宇治抹茶カレー」は税込み540円で、カロリーは1袋 185kcal。興味がある方は1度試してみるといいかもしれません。
参照元:ヴィレッジヴァンガード公式通販サイト
撮影・執筆=田端あんじ (c)Pouch