【注意喚起】10代・20代の女性を狙った「スカウトの契約トラブル」が増加中! もしもの時の為に相談できる窓口を知っておこう!
新生活がスタートする春。上京して1人暮らしを始めた人も、少なくないかと思います。
消費者庁の公式ツイッターによると、現在10代から20代の女性を中心に、タレント・モデル契約関連のトラブルが発生しているとのこと。
見知らぬ土地で1人暮らしをする場合、相談できる友人や知人が周囲にいないというケースだって起こり得ます。そんなときは1人で悩まず、 “困ったときの相談窓口” に頼ってみるといいかもしれません。
【3つの注意点を頭に入れておこう!】
トラブルのケースで多いのは、先に触れたタレント・モデル契約関連のトラブルと、アダルトビデオへの出演強要。
「オーディションに合格して事務所と契約したら、芸能スクールに通うための高額な入学金や月謝を要求された」
「 “絵画モデルや手や足の撮影モデルで高収入が得られる” という募集を見て面接に行ったらアダルトビデオへの出演を強要された」
というケースがあるようで、そういったシーンに直面してしまった際には、次の3点に注意するようにと呼びかけています。
・その場での契約をしない
・活動内容・費用をよく確認する
・ひとりで判断せず信頼できる人に相談する
【相談窓口があるよ!】
もしも誰にも相談できないというのであれば、 “困ったときの相談窓口” が3つ紹介されているので参考にしてみてくださいね。
・タレント・モデル 契約関連のトラブル
消費者ホットライン「188(いやや)」
・アダルトビデオ などへの出演の強要
警察相談専用電話「#9110」
女性の人権ホットライン「0570-070-810(ゼロナナゼロのハートライン)」
【その場で決めずに「持ち帰る」勇気を】
1人暮らしをするにあたって「早く自立したい!」と試行錯誤している人もいることでしょう。また長年の夢を叶えようと、必死に頑張っている人だっているはずです。
今回取り上げたトラブルは、そういった心につけこむ卑劣なもの。
胸が躍るような話が舞い込んでも、まずは立ち止まって、誰かに相談するなり「1度持ち帰って考える」クセをつけるようにするといいかもしれませんね。
参照元:消費者庁、Twitter @caa_shohishacho
画像=Pouch編集部
執筆=田端あんじ (c)Pouch