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【注意喚起】冬物衣類を買う時期には「詐欺・偽モノ通販サイト」が増える!! 「いつまでたっても商品が届かない」「偽物が届いた」など

   


12月も半ばに入って、いよいよ冬本番。日に日に寒さが増していくなか、より暖かいコートを求めてネットショッピングに勤しんでいる……なーんて人も少なくないかもしれません。

そんなみなさんに注意してほしいのは、詐欺および模倣品サイトの存在。

国民生活センターのウェブサイトによると、日本の消費者が冬物の衣服や履物(ダウンジャケットやブーツなど)を購入する時期に合わせて詐欺・模倣品サイトが登場してくるケースが、近年増えているとのこと。

トラブルが集中しているのは11月から1月。普段利用しない通販サイトで買い物をするときは十分な注意が必要だと、同センターが広く呼びかけています。

【どんなトラブルが起きているの?】

国民生活センターに寄せられているのは、インターネットの通販で買い物をしたものの、

「いつまでたっても商品が届かない」
「偽物が届いた」
「事業者に連絡しても返事がない」

といった相談の数々。商品の代金をだまし取られた、あるいは偽物だったという被害が、次々に起こっているといいます。

【手口が巧妙になっているので気をつけて!】

国民生活センターによると、近年の詐欺・模倣品サイトはより巧妙になっているのだそう。特徴として挙げられるのは以下の3点。

その1:日本語表示の上達
以前はサイト内の日本語の字体・文章表現がおかしいものが多かった→簡単には見分けることができないサイトが多くなっている

その2:販売価格の巧妙化
以前はブランド品について「大幅割引」をするサイトがほとんど→割引率を不審ではない程度に抑えるサイトも見られるようになってきた

その3:支払方法の変化
以前は「クレジットカード」のほか「銀行振込」で支払わせるケースが多かった→警察や金融機関による口座凍結などの取組みにより「銀行振込」の割合は大きく減少しているが、その一方で「代金引換(代引き)」で支払わせるケースが見られるようになってきた

と、マジで巧妙だからビックリします。これじゃあ正規のショッピングサイトとなかなか見分けがつかないよ……!

【チェックしておくべきポイント】

しかし泣き寝入りなんて絶対にしたくないので、こういったトラブルに見舞われないために気をつけたいポイントもあわせてチェックしておきましょう。

・サイト内の情報を確認する
・事業者の住所の記載がない、または記載があっても場所を調べるとどうもおかしい
・事業者への連絡方法が問い合わせフォームやフリーメールだけ(電話がない)
・支払方法が銀行振込のみになっている
・利用規約等におかしな記載・不当な記載がある
・サイト内のリンクが適切に機能しない
・サイトURLの表記がおかしい
・サイト内の個人情報等を入力する画面にSSL(情報を暗号化する通信方法)が導入されていない

これらのほかにも「インターネット上の当該サイトに関するトラブル情報を確認する」などチェックポイントがあるので、詳細についてはウェブサイトをご覧になってみてくださいね。

なお手口が巧妙になっているとはいえ、「日本語の字体・文章表現がおかしい」「販売価格が大幅に割引されている」の2点もまだまだチェックポイントとしては重要なようなので、この点にも十分注意しましょう!

参照元:国民生活センターTwitter @kokusen_ncac
執筆=田端あんじ (c)Pouch

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