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災害が発生したとき持っていくもの1位は「お金・財布」ではなく「携帯電話」でした

   


地震に台風と、災害続きの日本。被災した地域ではまだまだ復興途中のところも多く、被災者のみなさんが1日も早く普段通りの生活に戻れるよう願うばかりです。

これまでは幸い被害を免れていたとしても、こうして自然災害ばかりが立て続けに起こると、明日は我が身と考えざるを得ません。

BIGLOBEがスマホを持つ全国の20代~60代の男女1000人を対象に実施した「災害に関する意識調査」によると、「災害発生後に避難する際に持っていくもの」の1位として挙げられていたのは「携帯電話」(86.9%)。

2位の「お金・財布」(85.8%)を僅差で抑えて、災害時に持ち出すものナンバーワンとして選ばれていたことがわかったんです。

【絶対持っていきたいものですよね】

ちなみに3位に選ばれたのは、命をつなぐものとして欠かせない「水」(62.0%)。

その後は「充電器」(56.1%)、「食料」(52.2%)と続いておりまして、いまや携帯電話とその関連ツールは、お金や水や食料などと並ぶくらい “なくてはならないもの” になったのだと実感します。

携帯電話は、家族や親戚、友人知人の安否を知るための “連絡手段” としてはもちろん、インターネットニュースやSNSから災害情報を得るためのツールとしても重宝します。

そういった意味でも、「避難する際に持っていくもの」としてまず名前が挙がるのは納得。そして電池が切れると外部と連絡が取れなくなるので、充電器を欠かさず持ち歩くのも大いにうなづけますよね。

【どんなことを不安に思うのか】

続いて紹介するのは、「災害が起きた場合に不安に思うこと」という質問。

同率で1位を獲得したのは「家族や知人との連絡」と「災害による自分の身の安全」(共に68.9%)で、以降「飲料水・食料」(63.2%)、「トイレ」(60.6%)と続きます。

【被災経験者の声がリアル】

どの答えも総じて共感しかありませんが、より興味深かったのは、同じ質問を被災経験の有無で比較したものです。

被災経験者のほうが数が上回っていた項目は、「通信」(39.1%)、「空き巣・盗難」(30.9%)、「暴行・性犯罪」(20.3%)という結果に。実際に災害の最中にいた人たちの声だからこそ、真実味が増してきます。

【避難所生活経験者に聞いた話】

「暴行・性犯罪」については、特に女性や子供たちの身に直接降りかかること。東日本大震災で被災した際にしばらく避難所で生活した経験のある知人女性の話によれば、

「女性や子供は、トイレに行くときはもちろん、なるべく1人で行動はしないこと。寝るときも集団で寝るようにしたほうがよい」

ということでした。非常時というのは、何が起きるかわからないもの。気をつけることに越したことはないので、いざというときのために頭の隅に入れておくといいかもしれません。

参照元:プレスリリース
画像:RocketNews24.com
執筆=田端あんじ (c)Pouch

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