【美しすぎ】モスクワの芸術的すぎるケーキ屋さんが世界で話題に! 色もフォルムも現代建築や彫刻作品のごとく美麗なのです
ロシア・モスクワの菓子工房「Tortik Annushka(トルティーク・アヌシュカ)」は、2009年設立とまだ新しいながらも、いまインスタグラムを中心に大人気。インスタのフォロワー数は49万1000超にまで達しており、投稿ごとにつけられる「いいね」の数も軒並み万単位を記録しているんです。
いったいなぜ、そんなにも人気を集めているのか。その理由は、インスタグラムに写真がアップされ続けているケーキの、あまりにも斬新かつ美麗なデザインにあります。
ケーキの数々はもはや食べ物の範疇を大きく超えてアート作品というべき出来栄えで、色といい形状といいデコレーションといい、すべてが計算されつくされたパーフェクトな仕上がり! 食べるのに少し勇気がいるほどです。
【「洋梨のケーキ」の妖しい美しさにゾクゾク】
たとえば「洋梨のケーキ」と聞くと、 “真っ白な生クリームに包まれたスポンジの間に洋梨が挟まれている” といったベーシックなものを想像すると思うのですが、「アヌシュカ」の洋梨のケーキはそんな先入観を180度覆してきます。
【黒いケーキってあまり見たことないですよね】
まず驚くのは、ケーキの色が漆黒であること。カラスの羽のように真っ黒なケーキの表面には、縦方向に薄くスライスした洋梨が1枚ずつ貼りつけてあって、重なり合うようにしてケーキ全体を覆っているんです。
洋梨はそれぞれ異なるカラーになっていて、上から下に行くにつれて美しいグラデーションを作り出しています。洋梨を飾り付けていく手つきまでもがエレガントなので、完成品のみならず、作る過程までもがアートと呼べる気がする……!
【美術館で絵を観ているような気持ちになるな…】
ケーキのモチーフはさまざまで、球体を用いたり幾何学模様を取り入れてみたりと、そのフォルムは総じて恐ろしいまでに独創的。カラーリングもくらくらするほどセンスが良くて、こういった色のお洋服が欲しくなってしまうほどです。
オリジナリティーが高い一方で、葛飾北斎の『富嶽三十六景 神奈川沖浪裏』や、赤・黄・青と四角で構成されたオランダの画家ピエト・モンドリアンの『コンポジション』をフィーチャーしたケーキなど、アート作品を大胆に取り入れたデザインもあって、もうスクロールする手が止まりませ~ん!
【料理教室に行ってみたい!!!】
眺めているだけで創造性を刺激される、「アヌシュカ」の超美麗ケーキは必見。
ホームぺージではケーキが実際に販売されているほか、料理教室「アヌシュカスクール」も行っているようで、モスクワに暮らす人たちがちょっぴりうらやましくなってしまったのでした。願わくばケーキの実物をこの目で見てみたいし、一生に一度でいいからこんな芸術的なケーキを作ってみた~い!
参照元:Tortik Annushka、Instagram @tortikannuchka
執筆=田端あんじ (c)Pouch