【防災】井村屋が非常食を発売してるって知ってた? 片手で食べられる「えいようかん」は5年長期保存可能でパッケージにも工夫が満載なのです
これまで日本で起きた自然災害は、数知れず。特に2000年代以降は一気に増えて、2018年に入ってからは大阪北部地震と平成30年7月豪雨が発生しています。
大きな災害が起こるたびに見直したいのが、防災リュックの中身。中でも欠かせないのは非常食だと思うのですが、井村屋が生み出した非常用食品「えいようかん」がツイッターで注目を集めているようなんです。
あずきバーでおなじみの井村屋が開発した「えいようかん」は、5年6カ月の長期保存ができる、片手で食べられる “ようかん” 。
【素材が驚くほどシンプル!】
フィルムをひっぱるだけで開けられる手軽さで、1本食べるだけで、ご飯一杯分にあたる171kcalのエネルギー補給が可能。適度に柔らかくすっきりとした甘さのため、水がなくてもそのまま食べられるといいます。
驚くのは素材のシンプルさで、使われているのは、砂糖・生あん・水あめ・寒天井村屋の4品。アレルギー物質も使われていないので安全安心ですし、あんこを取り扱うことにかけては天下一品の井村屋ですから、味もきっと文句なしだと思うんですよね。
【パッケージへ対するこだわりもスンゴイ】
こだわりは材料や味だけではなく、パッケージにも非常食として細部に至るまで工夫されていて、おもな特徴は次のとおりです。
・開け口のつまみは暗いところでも手触りでわかりやすいように設計
・パッケージの裏側に災害用伝言ダイヤル「171」の利用方法を記載
・点字表記も採用
・備蓄食糧であることがひと目でわかるようパッケージに大きく「備」と記載、さらにこの文字にホログラムを採用することによって暗闇で光る仕様に
・長期保存に耐えられるよう強化ダンボールを採用し、表面には撥水コートを施してある
さて、いかがでしょうか。あまりのこだわりに、感動すらしてしまうのはわたしだけ……!?
【3年保存が可能な姉妹品もあるよ】
井村屋は「えいようかん」シリーズとして、ほかには「チョコえいようかん」という3年の長期保存が可能な商品も販売しているよう。こちらはカカオマスとココアバターが使用されていて、チョコレートの風味を楽しめるといいます。
ツイッターの情報によれば、「姉妹品のチョコえいようかんは和製ガトーショコラな風情で更にオススメ」とのことでして、「えいようかん」に負けず劣らず美味しそう~!
【「えいようかん」の味の評判は!?】
ちなみに「えいようかん」の味の評判もツイッターで調べてみたのですが、
「えいようかん備蓄に入れたいんだけど、期限近づかなくても普通に食べちゃう自信があって買ってない。美味しいよ」
「ちょっぴり水分が多めのめちゃくちゃ甘い羊羹って感じだった。味見のつもりがいっきに全部食べちゃったってレビューの気持ちが分かったわ」
「期限切れそうだからって食べた旦那氏、これおいしいからまた買ってこよう!って(笑)保存食だから」
といった声が寄せられていて、こちらも軒並み大好評でした。
非常食としてはもちろん、ランニングやサイクリング、登山といったアウトドアに持参するのにも最適だという「えいようかん」。いざというときに備えて、お家に1箱、用意しておくといいかもしれません。
参照元:井村屋株式会社、井村屋ウェブショップ、Twitter検索 えいようかん
執筆=田端あんじ (c)Pouch