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【実話】朝まで帰してくれない先輩を会社の偉い人に相談したら仕事干されたけど、1年後に上司も先輩も消えた話

   



Pouchは以前、5〜6月のYahoo検索ワードが「新入社員 やめたい」「涙がとまらない」など、あまりにも切ないとご紹介しました。それに私も共感の嵐。だって、私も同じだったから……!

新卒時、私はずーっと憧れていたテレビ番組の制作会社に入社しました。働くことが楽しみでワクワクしていたのですが、入社してすぐに地獄を見ました。

セクハラ、パワハラ、嘘、干される、など……。

でも1年後には、形勢逆転。私を苦しめてきた先輩や上司はみんないなくなったのです。

【先輩「俺とお前はずーっと一緒だ」】

当時の私の職場は番組ごとチームを組んでいました。そこで同じチームになり、私の教育係となった8歳年上の小松先輩(仮名)は、優秀という触れ込みでしたが、蓋を開けたらとにかくヤバイ人でした。

「俺のミスはお前のミス、お前の成功は俺の成功」は当たり前。「俺が帰るまでお前も帰るな」と朝まで帰れず添い寝を強制。離れているときはモーニングコール必須。トイレに行っただけで「今どこにいるんだ!」と電話とメールが何十回も鳴り、怒鳴りながら名前を呼んで会社を探し回る。小雨程度の雨なのに「俺の傘に入れ」と壁ドンされて強制相合傘。怒るときは必ず傘を手に取り、何度も殴るそぶりを見せながら「俺が若い頃は傘で殴られたんだ!お前はラッキーだ」と怒鳴る。そしてなぜか最後は「俺たちが結婚したら…」という妄想トークで慰めてくるのです……。

今考えたら、セクハラとパワハラのミックスなのですが、当時は仕事に必死だったため、そんな言葉さえ頭に浮かびませんでした。

【限界を迎えて人事に相談した結果…地獄の始まり】

「ゆとり世代って馬鹿にされないように我慢しないと!」と気を張っていたものの、3ヶ月後には痩せこけ、どうやって笑うっけ? どうして涙がながれるの? と感情が崩壊。スーパーで小松先輩と同じ名前の「小松菜」を見ただけで吐き気が止まらなくなりました。

だんだん周りの同期や家族に心配され、勇気を出して人事に相談することに。これで解放されると思いきや、それが地獄の始まりだったのです。

【上司「新卒の言葉を信じるわけないだろう」】

人事の報告を受け、チームの上司が小松先輩を呼び出しました。「きっと、これで先輩の寝顔を見る仕事から解放される、モーニングコールもしないで済む!」と思いきや、上司がものすごい怒った顔で私を睨みつけるではありませんか。あれ?

上司「新卒と入社8年目、どっちの言葉を信じるかと言われたら入社8年目に決まっているだろう」

そこから、身に覚えのない私の話が延々と続きました。ざっくり言うと「出来損ないの百村のために朝まで帰れない小松先輩」という内容。

ということで新卒の私の言葉は一切信じてもらえず、ペナルティーとして仕事を干される結果に。上司と小松先輩からは「だから女は雇いたくなかった」「お前のせいで俺の会社の評判ガタ落ちだ」「次、密告したらこの業界で働けなくしてやる」と捨てセリフを吐かれて話し合いは終了しました。

【仕事、干される】

私はその後、大好きだった「ロケ取材」を一生禁止と宣告されることに。

取材交渉を必死に頑張った相手に私は会えず、何もやっていない他のADや小松先輩がロケ先で取材したり、温泉入ったり、ごちそうを食べたり……。

私はその間ひたすら企画探し・取材交渉・ロケ準備・スケジュール・取材費の調整・映像編集などをさせられました。さらに同じチームのADと、なぜか上司の仕事も押し付けられ、半年間一切休日の無いまま働き続けました。

しかし、私は会社を辞めたいとは思わなかったのです。「ここで逃げたら、先輩の嘘が本当になる!」と思い、コツコツ仕事に励んでチャンスを狙っていました。

【女神登場、一気に形成逆転へ】

ペナルティ生活半年後のある日、超ベテランの女性社員・女神先輩(仮名)が突然私たちのチームに参加することになりました。そして上司と小松先輩に「なぜ彼女だけロケに連れていかないの?」と、ひとこと。

それだけで救われた気がして、幽霊だったら成仏するところでした。すると小松先輩が「コイツはモンスターゆとり世代だ」「後から入ってきてルールを壊すな」と言い返しましたが、女神先輩が「私が彼女の面倒をみるので、各々自分の仕事をしてください」と言ってペナルティ期間は晴れて終了となりました。

なぜ、ここまで助けてくれたのか後々聞いて見ると、女神先輩は私の仕事の様子を遠くからずーっと見ていたそう。そして宣言通り、ロケ仕事を徹底的に教え込んでくれました。

【上司は会社を追われ、先輩もクビに】

女神先輩のおかげでロケ仕事も慣れ、さらにペナルティ生活で取材交渉や編集作業が得意になっていた為、あっという間に仕事が認められ昇格。気がつけば私をいじめていた小松先輩よりも偉くなっていました。

さらに、私に「新卒の言葉を信じるわけないだろう」と言った上司は給料未払いなどの問題が発覚し、会社を去ることに。そして小松先輩は、別件で訴えられ、チームからクビになりました。

【教訓:自分は小松先輩にならないように気をつける】

ということで、入社1年目はとにかく地獄でした。1年間でもらえた休日は9日間。給料を抜かれたり、接待と言う名のセクハラを経験したり、脅されたりと辛い日々が続きました……が、見てくれている人はちゃんと努力を見てくれていることもわかりました。

そして、あの経験のおかげで、自分はどんな社会人(先輩)になりたいか、考えるきっかけにも。だって「コイツ許さん」と思った人は、結局は痛い目に合って消えていったから。自分も気をつけないと……と、スーパーに並ぶ小松菜を見てたまに思い出すのでした。

画像:ぱくたそ
執筆=百村モモ (c)Pouch

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