どん兵衛が『進〇ゼミ』を全力パロディした漫画がヤバすぎる / 主人公が「どん兵衛」を食べたたけで恋も部活も二股も大成功するとんでも展開に!?
以前Pouch では、「日清のどん兵衛」がバレンタインデーにちなんで公開した謎サイト「どんばれンタイン」を紹介しました。
その「どん兵衛」が今年のバレンタインで、またしてもやってくれました!!!!
2018年2月13日に突如姿を現したのは、その名も『どん兵衛ゼミナール』。なんでも「日清のどん兵衛を食べれば、勉強も部活も恋もうまくいきまくり☆」という内容の漫画になっています。
……でも、待てよ? このあまりにも出来すぎたサクセスストーリー、どこかで聞いたことがあるような……。
【『進〇ゼミ』漫画のパクリ内容だよね?】
それはさておき、まずは『どん兵衛ゼミナール』の大まかなお話を説明させていただきますね。
主人公は「おだしが丘中学」に通う、中学3年生の女の子・七味(ななみ)。七味の幼なじみで親友のミホは、勉強も部活も恋も絶好調。それに対し、七味はここ最近不調気味なんです。
学校からの帰り道、七味はミホから「『どん兵衛ゼミナール』のおかげでなにもかもうまくいくようになった」という話を聞きます。家へ帰った七味は、お母さんに「『どん兵衛ゼミナール』やらせて!」と直談判。
次の日にはさっそく『どん兵衛ゼミナール』が届き、その日から七味は、色んなことがうまくいくようになって……ってかコレ、完全に『進〇ゼミ』漫画のパクリやないか~い!
いや、この場合はパロディー、もしくはオマージュって言ったほうがいいのかしら!?
【「どん兵衛」を食べるだけで全てうまくいく主人公】
『どん兵衛ゼミナール』の正体は、何の変哲もない、ただの「日清のどん兵衛」。けれども、七味には効果があるみたい。
湯を入れて出来上がるのを待つ間、気がつけば勉強をしていたり(手に持ってるの、ペンじゃなくて割りばしだけど)。うっかり汁を飛ばしてしまった教科書のページが、次の日の授業で出てきたり、どん兵衛のおかげで良いことづくめ。
さらには、七味が片想い中のケースケくんの下駄箱に「告白どん兵衛」を入れて告白すると……?
「壁どん兵衛」されながら「好きだ」と逆告白されて大成功! こんな具合に、七味は『どん兵衛ゼミナール』のおかげで、人生大逆転を果たしてしまうのです。
【結末が狂いすぎ! 親友の彼氏を奪い…】
と、ここまで読んで、『どん兵衛ゼミナール』のストーリーが “ちょっと変” だということに気づいてもらえたのではないかと思います。
ほかにも、七味はどん兵衛の特盛を食べていたらミホの彼氏・リョータ君を「ゲットしちゃう」し、ミホはミホでトムヤムクンヌードルを食べていただけで、関西弁のタイ人転校生を「ゲットしちゃう」など、いちいちわけがわかりません。
また授業に出てくるのは「画狂老人卍」だの「鉄棒ぬらぬら」といった、葛飾北斎のちょっとアレなペンネームばかりだったりで、 “ちょっと変” どころか、かなり攻めてる~! 漫画をきちんと読むと、そのオカシさをもっともーっと実感できるので、今すぐ読んでほしい!
ちなみに「鉄棒ぬらぬら」って、北斎が春画を描くときに用いたペンネームですからね……。中学生の授業で「タコが女性にアレしてる春画」とか、まず取り上げないでしょ!
参照元:プレスリリース、どん兵衛ゼミナール
執筆=田端あんじ (c)Pouch