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女性研究者が論文をプリントして「マイ論文スカーフ」を作ってみた♪ 3万字がプリントされてるんだって

   


論文を書くのは本当に骨の折れる作業だけれど、苦労して書いたぶん、書きあがったときの達成感は得難いものがあります。

現在、自分の論文をスカーフに印刷した女性が、ツイッターで話題になっているようです。

スカーフの布いっぱいにびっしり書かれた文字は壮観ですが、パッと見ただけでは、文字というより模様に見えます。よ~く見れば文字だということはわかるけれど、その内容がまさか論文だなんて、誰ひとり予測できないはず……!

【好きな文章をプリントできるサービスがある】

アメリカ・ニューヨークのコロンビア大学で博士研究員を務めているグレース・リンゼイ(Grace Lindsay‏)さんは、2018年1月17日に、論文をプリントしたスカーフをツイッターで公開。「宣言したとおり、私はやりました」というコメントを添えた投稿は、12万以上の「いいね」を獲得しています。

リンゼイさんの投稿によれば、スカーフに論文をプリントするために利用したのは「リトグラフ(Litographs)」という会社。スカーフだけでなく、Tシャツにも好きな文章をプリントすることができるんですって。ただしプリントできる文字数が3万字までだったので、「どのセクションを含めるかを選択する必要があった」そうです。この点だけ、ちょっぴり残念でしたねぇ。

【2016年に見かけたつぶやきを参考に】

今回の試みについて、リンゼイさんは、「以前ツイッターで見かけたアイディアを参考にした」と説明しています。

これに該当するツイートを2016年に行っていたのは、ユーザーの@Doctor_PMSさん。「友人が論文をスカーフにプリントしたよ 素敵♡」とつぶやいて、1280超の「いいね」を獲得していたんです。

リンゼイさんはこの方に、ツイッターを通じて感謝のメッセージを送っていました。

【どんな論文なんでしょう?】

ちなみにリンゼイさんが執筆した論文は、「計算神経科学」に関するもの。

「感覚処理における内的状態のモデル化」と題された論文は、リンゼイさんのブログ「Neurdiness」で読むことができます。興味があるという方は、あわせてご覧になってみてはいかがでしょうか。

参照元:Twitter @neurograce@Doctor_PMSLitographsNeurdiness
執筆=田端あんじ (c)Pouch

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