【奈良のお土産】ひとり黙々と食す幸せったらもう…ヤマトの「柿の葉すし」#地元民が本当にオススメするお土産選手権
本当に美味しい土産は、地元民が知っている!
旅行に行けば行くほど迷ってしまうもの……それはお土産! なんでこんなにお土産があるんだYO!! 雑誌のお土産ページが見開きで何ページもあるYO!!
そんな迷える子羊のためにあるのが、Pouchの「地元民が本当にオススメする土産シリーズ」なのだ★ 雑誌やテレビでもなく、手みやげの達人でもなく、地元民がガチで愛するお土産とは……?
今回ご紹介するのは奈良県の「柿の葉寿司」です! 奈良に行くといろんなお店が柿の葉すしを出しているけど、どこのお店がオススメなの? 地元民に聞いてみると、非常に熱い答えがかえってきました!
【推薦者「柿の葉は外して中のお寿司だけを食べるよ!」】
オススメ土産:柿の葉寿司※ただし観光地によってコレ!というものアリ
推薦者:奈良県出身 夢野うさぎさん
推薦文:奈良県で一番おすすめのおみやげはやっぱり「柿の葉寿司」です。 柿の葉寿司は、奈良県南部に伝わる郷土寿司で、古くは夏祭りのごちそうとして食べられていたもの。
ひとくち大に握った酢飯の上に、塩漬けにしたサバやサケの切り身をのせて、柿の葉で包んでいます。 サバやサケの塩加減と酢飯、そしてふわりと漂う柿の葉の香りがベストマッチ! 初めて柿の葉寿司を見た人に「このまま食べるの!?」とびっくりされたことがあるのですが、柿の葉は外して中のお寿司だけ食べるので、そこんところよろしくです!
また、場所によってオススメの柿の葉すしがあります。吉野観光だったら、 吉野山の「ひょうたろう」、奈良市内しか行かないなら「平宗」。私がいつも買うのは「柿の葉ずしヤマト」です。
【柿の葉ずし「ヤマト」の特徴とは?】
というわけで、今回は夢野さんがオススメする「柿の葉ずしヤマト」を注文してみました。
「柿の葉ずしヤマト」は、昭和44年に創業した柿の葉すし専門店。新潟県産コシヒカリを使用したシャリと、ヤマト独自に厳選された鮭と鯖を使用。保存料や人工甘味料を使わずに、自然のままの美味しさを提供しているそうです。
【箱を開けた瞬間、柿の葉の香りがふわ〜】
箱には、柿のイラストが描かれています。それでは、箱オープン!
ふわっと葉の香りが漂い、これから柿の葉すしを食べるという気分があがります。葉脈がりんとして力強い雰囲気も素敵です。
【柿の葉の香りとともに魚の旨味がぐいぐいきます!】
さて、分厚い柿の葉を優しくめくり上げると、ツヤっと輝く「サケ」と「サバ」のお寿司がでてきました。まずは「サケ」を食べてみることに。
口に入れた瞬間、柿の葉の香りとともに、ギュッと濃縮されたサケの旨味がぐいぐいやってきます。シャリはお酢の香りはするものの酸っぱさは一切なく、全体的に包まれるような優しい味でした。
続いて「サバ」も食べてみると、サケと比べて酸味が強め。だけどサバの濃い脂を味とベストマッチしています。酢飯にもサバの味が染み込んでいて大変美味しゅうございました。
【素材の美味しさをじっくり噛み締めて食べたい…】
素材の美味しさをじっくりゆっくり噛み締めながら食べる柿の葉すし。食べている間、誰とも会話せず、電話も気がつかず、時を忘れ、ただただ黙々と食べてしまいました。というか、誰にも邪魔されず夢中になって食べ続けたい、そんな一品でした。
店によって違いがあるなら、他の柿の葉すしもいろいろ食べてみたいなぁ。
参考リンク:柿の葉ずしヤマト
撮影・執筆=百村モモ (c)Pouch
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