【素朴な疑問】今が買い時の「クリスマスコフレ」ってなに？ 何がお得なのか購入者にきいてみた
今年もやってきました、クリスマスコフレの季節！ 毎年秋も深まってくると、女性向けファッション誌の紙面やコスメ情報サイトはキラキラ可愛いコフレに占拠され、そのたびに胸をときめかせまくっているという乙女たちも少なくないことでしょう。
それにしても……クリスマスコフレって一体なんなんでしょう？ そもそも “コフレ” ってなに？ “コスメ” じゃないの?? ひょっとするとそんなふうに思っている人も、いるのではないでしょうか。
「クリスマスコフレ」とは、毎年10月下旬から11月にかけて発売される限定コスメのこと。コフレはフランス語で、宝石箱という意味。
名前のとおり、そのほとんどが限定コスメを詰め合わせた宝石箱のようなビジュアルをしていて、それぞれのブランドの世界観が表現されています。
【コスメだけでなく、ポーチやケースの可愛さもポイント】
クリスマスコフレといえば、この時期だけのスペシャル感が大きな特徴。
定番にはない色味のアイシャドウや、リップ、マスカラなどがあるほか、キュートなポーチやクラッチバック、季節感のある限定デザインのケースに入っているなど、外見の美しさでも心が満たされるものが揃っています。
発売するブランドは、やや値の張るデパートコスメから、スキンケアを重視するブランド、プチプラコスメまで幅広くあります。
【自分へのごほうびとして買っている】
わたしにとってのクリスマスコフレは、1年間頑張った自分へのご褒美！ もしくは、大切な女友達へのプレゼントにしたいものナンバーワン、といったところでしょうか。
ホリデーシーズンを意識した、この季節だけの限定カラーも多いし、複数のアイテムがセットになっているため、使いにくい商品もセットに含まれることがあるのですが、トータルで目にしたときのワクワク感は得難いもの。
個人的にはポーチやクラッチバックといった付属品の良し悪しが、買うか買わないか判断する大きな基準となっている気がします。
【クリスマスコフレってどんなもの？ 編集部に聞いてみた】
ほかの女性にとって、クリスマスコフレってどんなものなのか？ 購入したことがあるという Pouch 編集部女性スタッフ2名（御花畑マリ子、はちやまみどり）に話を聞いてみました。
Q.クリスマスコフレのメリットってなんでしょう？
御花畑：「ずばり、限定色や限定デザインのアイテムがいつもよりもお得な値段で買えることですね。たとえばアイシャドウとリップ、チーク、フェイスパウダーが付いて、普通だったら1万5000円くらいのところを10000円くらいで販売するとか。セットになってる場合は、メイクのトータルコーディネートもしやすいです」
「いつものカラーより少し派手目なものが多いので、冒険できるのもいいですね。それからスキンケアのセットも普段買うよりかなりお得です。化粧水が増量していたり、とてもじゃないけど自分じゃ買えない高級クリームのミニサイズが付いてきたりするので」
はちやま：「コスメをジャケ買いする（見た目だけで買う）私にとっては、この時期しかない “カワイイの結晶” って感じ。オリジナルのイラストに力を入れているコスメは特にそう思います。見ているだけでテンションが高まる、乙女の夢です。」
Q. クリスマスコフレをよく買っていた時期はいつ頃でしょう？
御花畑：「最近はあまり買っていませんが、大学時代はめちゃめちゃ買っていました。雑誌を見て、デパートのカウンターへ行って予約。複数ブランドのコフレや限定色を購入していましたね……。限定品はリピート買いできないので、すごく気に入ったやつは2個買いしていました」
はちやま：「社会人1年〜2年目くらい。自分が働いたお金で、憧れてたものを買えるのが嬉しかったですね」
Q. クリスマスコフレを買ったときの感想を教えてください！
御花畑：「毎回満足しますよ！ 自分へのご褒美って感じでワクワク。ただ、セットになってるもの全部が全部使えるかというと、そうでもないんですね。よく入っているのはクラッチバッグとかキラキラしたフェイスパウダーですが、意外に使いづらいこともあります。使わないものはメルカリで売ります」
はちやま：「限定リップパレットを買った時は、定番品にない色やケースも含めて、すべてが可愛かったので満足しました。実際に使ってみると、好きな色が真っ先になくなり、あとは似合わない色とか、使いこなせない色だけが残りましたねぇ。酸化が心配で結局は捨ててしまったけれど、クリスマスコフレってカワイイですし、夢があって良いなって思います」
【クリスマスコフレには、乙女の胸のときめきが詰まってる！】
使わないものは、メルカリで売る。この発想はまさに「今！」という感じがしますよねぇ。また、どうしても使いこなせない色やアイテムがあることも多いので、結局は捨ててしまうというのも “あるある” だなと思いました。
それでもなお欲しくなってしまうのは、いかんせん可愛いから！ 可愛いは、正義～！
クリスマスコフレは言うなれば、中身が最初からわかっている、コスメ版福袋のようなものなのかもしれません。この沼に1度ハマると、なかなか抜け出せないんですよね……！
画像=ぱくたそ
執筆=田端あんじ (c)Pouch
