【フジロック2017】今年の出演アーティストは「アラサー&アラフォーの心に刺さりすぎる」顔ぶれ! 実際に行くなら誰を観るか仮スケジュールを立ててみた
今年もやってきました、夏フェスの季節! 各大型フェスの出演者が少しずつ発表されていくなか、わたし的に注目したいのはやはり、毎年遊びに行っているフジロックフェスティバルです。
2017年の会場も、例年どおり、新潟県の苗場スキー場。7月28日、29日、30日の3日間に渡って開催される今回は、メンツがとにかく豪華。
5月7日時点で発表されているアーティストは76組。各日のヘッドライナーは、「ゴリラズ」、「エイフェックス・ツイン」、そして「ビョーク」とアラサー&アラフォーにはたまらん顔ぶれ! そのほかにも「小沢健二」さんに「コーネリアス」など、やはりこの世代の心のど真ん中に突き刺さる顔ぶれが集結しています。
というわけで今回は、「妄想フェス」というテーマで、3日間どのアーティストのライブを観るかスケジュールを組んでみました。
【タイムテーブル含めてすべて「妄想」です】
なおわたしのフェススタイルは、がつがつライブを観るというよりは、ぼちぼちライブを観て日がな1日まったり過ごす、というもの。そのためスケジュールは結構ユルめです。
また現時点でタイムテーブルは発表されておりませんので、アーティストの出演順は、テーマどおり完全に妄想。また「このアーティストとこのアーティストがどうか被りませんように!」などと個人的な希望をかなり多めに詰め込んでおります。この点もあしからず~!!
【1日目(金曜日)】
1. 時刻は昼12時。生ビールとサンドイッチの朝ごはん片手に、ゆるゆると「サニーデイ・サービス」からの幕開け。ボーカル、ギターの曽我部恵一さんの爽やかな歌声で、フジロックの幕を開ける。
2. のんびり会場内を1周。まずは端から端までひと通り見て回るのが、わたし流フジロックのスタートです。
3. 見て回る途中、2杯目のビールを購入。ふと耳に入ってきたのは、ブリット・アワーズ2017(Brit Awards 2017)で有力新人に贈られる「クリティクス・チョイス賞」を受賞した「ラグ・アンド・ボーン・マン(RAG’N’BONE MAN)」の歌声!
注目のぽっちゃりシンガーソングライターのパフォーマンスのあとは、別ステージでイギリスのシンガーでありプロデューサー「サンファ(Sampha)」に遭遇。カニエ・ウェストやドレイクとも仕事をしてきたR&Bシンガーの歌声に聴き惚れていたら、気付けば午後5時過ぎ。
4. ダンステント方向に移動したら、タイミングよくスペインのやんちゃバンド「ドクトルプラッツ(DOCTOR PRATS )」のステージがスタート! スカにルンバ、パンクなどをうまく取り入れたダンサブルなロックをBGMにして軽めの夕ご飯。
5. 夜19時。ここからエレクトロ系をハシゴ。お供はもちろん、ラムやウイスキーなど強めのお酒♪ ベネズエラ出身の奇才アーティスト「アルカ」率いる「ARCA DJ & JESSE KANDA AV」、UKテクノの後継者「クラーク(CLARK)」を堪能したら、〆はもちろんイギリスのロックバンド「ゴリラズ(GORILLAZ)」!
6. 初日なので、終演後は朝方くらいまでダンステントと場外クラブエリアで存分に遊ぶよ~。
【2日目(土曜日)】
テーマ:「渋谷系レジェンドからの~天才にして変態なあのカリスマのステージへチェックイン☆」
1. ゆっくりと起床。温泉でひとっ風呂浴びブランチを食べたあと、午後14時にメインステージを訪れると、「くるり」がライブ中。ポカリスエット片手に(昨夜飲みすぎたので)鑑賞していたら、次はオザケンこと「小沢健二」さんのステージが始まったど~! 案の定、観客の数がスゴイことになってる……。(*妄想です)
2. しかし、ここ1カ所でのんびりはしていられません。なぜなら時間をややズラすかのように、隣のホワイトステージで小山田圭吾さんによる「コーネリアス」のライブが始まったから! かつて渋谷系にハマった者としては、オザケンと小山田さんのレジェンド2人を見逃すわけにはいかないわよね♪
3. 午後17時。そろそろお酒を投入。今日は爽やかにモヒートでスタートしましょう。ちょっとしたおつまみも買って臨むのは、昨年フジロックに出演予定だったにもかかわらずキャンセルとなったオーストラリアのバンド「アヴァランチーズ(The AVALANCHES)」のステージ。
4. ライブ後は、ゆるゆるとお山のてっぺんのステージ、フィールド・オブ・ヘブンへGO。しかし通りがかったホワイトステージで、アメリカのエクスペリメンタル・ヒップホップ・グループ「デス・グリップス(DEATH GRIPS)」に遭遇。音が気持ち良すぎて足止め決定です♪ もう1杯、酒持ってこ~い!
5. はしゃぎすぎたので休憩していたら、目の前のステージからいい感じのダンスミュージックが。プレイしていたのはアメリカの「LCD サウンドシステム(LCD SOUNDSYSTEM)」。グラミー賞最優秀エレクトリック / ダンス・アルバム賞にノミネートされた注目のアーティストです。
イイ感じに盛り上がったところでいよいよ臨むのは……天才にして変態、「エイフェックス・ツイン(Aphex Twin)」様のステージ! ここで大いに盛り上がり、燃え尽きました……。
6. しかし帰るには名残惜しい。ので、場外の立ち飲みで友人とライブの感想を語り合いながら飲んで〆!
【3日目(日曜日)】
1. 最終日なので、お昼12時に会場へ到着。まずは友人から「いいよ!」と勧められたアメリカのハード・エッジ・ファンク・バンド「トロンボーン・ショーティ&オーリンズ・アヴェニュー(Trombone Shorty & Orleans Avenue)」を鑑賞しましょう。夏の日差しとファンク……じゃ、今日は生ビールでスタートかな☆
2. お次はアメリカ出身、マルチ楽器奏者ジョッシュ・レッグさんによる「ゴールドルーム(Goldroom)」のステージへ。生楽器と電子楽器が平行に進む独特の世界観を初堪能しちゃうゾ。
3. 初めてづくしの後は、よく見知った音楽が聴きたくなるものです。というわけでビール片手に向かったのは「レキシ」のステージ。そのままオーストラリアのバンド「ジェット(JET)」のパフォーマンスを観に行って、大好きな1曲『アー・ユー・ゴナ・ビー・マイ・ガール』で踊りまくるっ。その後はゆったりまったり夕飯タイムといきましょう。
4. 最後の日はとことんダンサブルに、盛り上がって終わりたいので、あえてビョークは観ません。
午後19時過ぎ。夕飯後わたしが向かったのは、アイルランドのロックバンド「ストライプス(The Strypes)」のステージ。そして〆は、まだ未見のアメリカの天才クリエイター・ディプロによるプロジェクト「メジャー・レイザー(Major Lazer) 」のパフォーマンス! ダンスチューンにひたすら酔いしれます。
5. 最終日はホントのホントに名残惜しいから……朝方まで飲んじゃうコースで決定です。ダンステントや場外クラブエリアで最後の夜を思いっきり楽しんで、わたしの2017年フジロックはこれにて終了~!
【想像しただけですでに「やり切った感」が…】
は~~~、あれやこれやとリアルに妄想していたら、もう行った気になって満足してきちゃいました。というか、ぶっちゃけ、すでに終わってしまったかのような気分です。
しかし言うまでもありませんが、本番はこれから。みなさんも自分流のタイムテーブルを作って、来る開催日に備えてみてはいかがでしょうか♪
参照元:フジロックフェスティバル`17、Instagram @fujirock_jp
執筆=田端あんじ(c)Pouch