【素朴な疑問】視力の悪い人は銭湯や温泉に入るとき、どうしてるの? メガネをかけて入る?
幼いころから視力は両目1.5、メガネ要らずで育ってきたわたしですが、PCやスマホをマメに見るようになってからはガクッと視力が下がったように思います。
しかしコンタクトをしたりメガネをかけたりするほどではないので、視力の良くない Pouch 編集部の百村モモがある日漏らした悩みにビックリ。目が悪い人にとっては「あるある」な問題らしいのですが……さてみなさんはコレ、身に覚えがあるでしょうか?
それは、銭湯などで入浴時の視界問題です。
【目が悪いと公衆浴場で入浴するとき大変!】
「このまえスーパー銭湯に行ったのですが、コンタクトではなくメガネで行ってしまって。頑張ってメガネを外して入浴したのですが、なにも見えなくて終始ヒヤヒヤしてしまいました」
ほほう。そう言われてみれば、銭湯や温泉でメガネをかけて入っている人、見かけませんよね。「男湯ではたまに見かける」と編集部の男性スタッフは話しておりましたが、女湯ではまず、見当たらない気がするっ。
【メガネがなくて、こんなことに困りました!】
百村が裸眼で銭湯に入ったときに感じたことをもっとツッコんで聞いてみたところ、次のような答えが返ってまいりました。
・目の前にある風呂が「何風呂」なのかわからない。
・足元が見えないので、桶風呂に入る時に「ひえええ」ってなる。
・誰も入っていないお風呂を見ると、「もしや故障しているのかな?」などと警戒してしまう。立て札に顔面をぐいーっと近づけて、よーく読んで、ようやく安心できる。
・お風呂から上がった後に、一緒に訪れた友人から「よもぎ風呂良かったよね」と言われ涙目。あたし、それ気がつかなかったっす……。
恐怖心から、始めはメガネをかけての入浴を試みたという女性スタッフ。ですが「やけに人と目が合うな……」と感じて外してしまったのだそうです。
話を聞いているとただただ気の毒だし、ぶつかったり転んだりしそうで危ないしでハラハラ。目が悪い人ならではの悩みに、目からウロコでした。
【銭湯&温泉でメガネをかける? かけない?】
コンタクトやメガネを日常生活で必要とする人達は、銭湯や温泉に入るとき、一体どうしているのでしょうか? 視力の悪い社内スタッフ3名にも、話を聞いてみましたよ。
・メガネをかけて入浴する派
30代男性(視力0.1)「人とか物にぶつかりそうだし、どんな風呂なのか見たい。それからテレビも観たいので、メガネかけますね」
・メガネをかけないで入浴する派
30代男性(視力0.02)「父はメガネをかけて入っていたけど、ボクは昔からメガネなし。気にしたことないし、気にならないなぁ。だって見えないことが当たり前だから。ただ、シャンプーとリンスを間違えたことはある」
40代女性(視力0.5)「人の様子を見てお風呂を確認してます。あと、入浴するときは足で探ってますね。でも、微妙な段に気がつかなくてすっころんだことがあります……」
すっころんだって……それは危険すぎる~! シャンプーとリンス間違えるのはご愛嬌だけど、転ぶのはなかなか大ごとですよ。場合によっちゃ、大惨事ですよ……!
調べてみたところ、お風呂用メガネといった便利グッズも存在するようです。視力に不安のあるみなさん、心配な時は無理せず、こういったものを利用してみてくださいね~。
画像:ぱくたそ
執筆=田端あんじ(c)Pouch