人気ショー「ファンタズミック!」と突然のお別れにファンもショック…東京ディズニーリゾートが4月上旬まで休園期間を延長に
新型コロナウイルスの影響で2020年2月29日から臨時休園中の東京ディズニーランドおよび東京ディスニーシーが、休園期間を延長すると発表。
当初は2020年3月16日から再開される予定でしたが、4月上旬まで延長されることになりました。
この発表にともない、ディズニーファンのあいだでは「『ファンタズミック!』をもう観れないの!?」という、悲しみの声があがっているんです。
【3月25日までの公演でした】
「ファンタズミック!」とは、東京ディズニーシーのメディテレーニアンハーバーを舞台に行われている、夜間のショー。
魔法使いの弟子になったミッキーが、イマジネーションの力を信じてディズニーファンタジーの世界を創造していく壮大なナイトエンターテイメントです。
人気のショーでしたが、もともと3月25日で公演を終了することが決定していました。ところが休園にともない、強制的に終了日が前倒しになる形に……。
【ツイッターに集まる悲しみと感謝の声】
あまりにも急すぎる公演終了を受けて、ツイッターには
「あぁ僕のファンタズミック見納めは2月25日だったよ」
「もう見れないの悲しい」
「イマジネーションに満ち溢れた素敵なショーをありがとう! ずっと大好きなショーです」
といった具合に、たくさんのコメントが寄せられています。
【実は「波乱万丈」なショーだった】
悲しみの声や感謝の声が数多くあがるいっぽうで、特に目立っていたのは
「震災後に始まり、コロナで終わった『ファンタズミック!』 波乱万丈なショーでしたね……」
「震災ではじめられなくてコロナで終われなかったファンタズミックだよ……泣けてきた……」
といった声です。
コメントにもあるとおり、「ファンタズミック!」の東京ディズニーシー初公演は、東日本大震災後の2011年4月28日。当時、震災の影響でディズニーリゾートは約1ヶ月半にわたり休園していたため、ショーの開始日が遅れたという経緯がありました。
未曽有の大災害が起きた直後に幕を開け、被害が拡大し続けている新型コロナウイルス流行の真っただ中に幕を閉じる……。
まさしく “波乱万丈” と呼ぶにふさわしい9年間となってしまいました。
【大規模開発エリアのオープンも延期に】
ちなみに東京ディズニーランドと東京ディズニーシーの正式な再開日については、「改めてお知らせする」とのこと。
また4月15日に予定されていた東京ディズニーランド大規模開発エリアの開業は、5月中旬以降に延期になったそうです。
購入済みの休園期間中のチケットなどの対応については、東京ディズニーリゾート・オフィシャルウェブサイトおよび東京ディズニーリゾート・オンライン予約・購入サイトで案内を行うということなので、該当するみなさんはチェックしてみてください。
参照元:株式会社オリエンタルランド、東京ディズニーリゾート、YouTube、Twitter検索 ファンタズミック
執筆:田端あんじ (c)Pouch
Photo:(c)Pouch