「男だってカクテルを飲む」ハイネケンのジェンダーバイアスをテーマにしたCM内容が素敵!
恋人であれ友人であれ、男女のペアで飲食店に足を運んだ際に、注文した飲み物や食事を逆に置かれてしまった経験がある人はいませんか?
そうした状況を、ビールでおなじみのハイネケンがCMにしました。
「ビールは男性、カクテルは女性が飲むもの」といったジェンダーバイアスを小気味よくイジった作品で、素敵なCMだとネットを中心に話題になっているんです。
【女性たちの表情がいいんです】
ハイネケンの新CM『Cheers to all』は、賑わうバーの片隅で語り合う1組の男女のシーンからスタート。
そこへやってきた店員が、ビールを男性の前、カクテルを女性の前に置いて去っていくのですが……ふたりは苦笑しながらドリンクを交換するのです。
バーでは、至るところでまったく同じ状況が起きており、そのたびに女性たちが「やれやれ……」といった表情を浮かべてドリンクを交換しているのが印象的でした。うん、その気持ちわかる(笑)。
【キャッチコピーが粋!】
CMの最後に、ビール会社にもかかわらず、
「男だってカクテルを飲む(Men drink cocktails too)」
というキャッチコピーを出すところがなんともニクイっ!
「女だってビールを飲む」とは敢えて言わないところにセンスを感じますし、すべてのお酒に対する愛が伝わってくるようです。
またラストシーンでは、店員がハンバーガー & ポテトのセットを男性の前に、サラダを女性の前に置く場面もありました。このときも男女はドリンク同様、仲良く交換。
ドリンクだけでなく、食べ物にもジェンダーバイアスがかかっている点にもしっかり触れられていました。
【ハイネケン「お酒に性別はない」】
ハイネケンはCMを公開したYouTubeのコメント欄で
「ビールをはじめお酒に性別はない」
とも語っており、「ほんとそれな~!」と同意せずにはいられませんっ。
観終わった後すがすがしい気持ちになれるCMなので、さっそくご覧になってみてください♪
参照元:YouTube
執筆:田端あんじ (c)Pouch