【検証】ハンバーグのタネに氷を入れると肉汁アップは本当なのか2パターンで挑戦 → 確かに肉汁がアップしたよ!
ふっくらジューシーなハンバーグ! なかでも特に人気があるのは、肉汁がジュワ〜ッと溢れるタイプではないでしょうか。
みなさんは肉汁アップのために、工夫していることはありますか? 私は普段、食パンを牛乳に浸してジューシーさをアップさせています。
他にも方法はあるのかな? と思っていたら「タネに氷を混ぜ込んで焼くと、肉汁がシャワーのごとく溢れ出す」という情報をキャッチ!!
私が知らなかっただけで、意外と定番っぽいアイディアらしいのですが……。実際どうなのか、試してみることにしましたよ♪
【ハンバーグはいつもの作り方でOK】
ハンバーグのタネに氷をプラスするだけなので、ハンバーグ自体は普段の分量・作り方でOK。ちなみに私は、牛:豚が7対3ぐらいの合挽き肉、食パン、玉ねぎ、牛乳、塩、コショウで作っています。
【氷を入れるタイミング】
タネを混ぜるときに、氷を投入します。
氷の目安は2人分で、製氷皿の氷3〜5コぐらい。
【どうして氷を入れると、肉汁シャワーになるの?】
ハンバーグのタネをこねるときに気をつけたいのが、タネの温度。夏場は特に手の温度が肉に伝わり、肉汁の元になる脂が溶けやすいのです。
なんでも、氷を一緒に混ぜ込むことで、脂が溶けず、焼いたときに肉汁がジュワ〜ッと溢れ出すということですが……。はたしてどうなのでしょう?
【タネに氷を入れる vs. 入れないver 肉汁に差は出るのか?】
氷と混ぜることで、タネはずっと冷んやりしたまま。しかしながら、こね終わった際に、氷の塊が残っていました。
そこで、私は考えました。ひとつはそのまま、もう一方には氷をひとつ包んでみてはどうか、と。小籠包で肉汁アップのためにゼリー状にしたスープを埋め込むようなイメージですね。
氷を入れないバージョン(写真左)と、入れたハンバーグ(写真右)で焼き上がりの違いを観察してみることにしました。
焼き始めて数分後から、その違いは歴然! 氷を入れたハンバーグからは、中の氷が溶け出すとともに焼いている最中も肉汁がジュワ〜ッ。これは期待できそうですよ!
【氷を包んで焼くと、めちゃんこジューシーに!】
氷を入れた方も、入れない方も、ふっくら弾力のある仕上がりに。カットしてみると……。氷を入れない方は通常通りのジューシーさ、入れた方からは、氷の水分が溶けた肉汁が溢れ出てビックリ!!
ちなみに、氷を入れても、お肉の旨味はそのまま。そして、食感もよりしっとりしていましたよ。
どうやら、タネを混ぜるときだけでなく、成型する際に氷を入れると、切った瞬間に肉汁がブワ〜とあふれるハンバーグが楽しめるようです。
氷は加熱後に溶けるよう、焼く直前に入れてくださいね。
さぁ、みなさん、ハンバーグが食べたくなってきましたか? 今週末は、肉汁シャワーのハンバーグに決まり! ですね☆
調理・執筆=sweetsholic (c)Pouch
Photo: sweetsholic (C)Pouch