【知ってた?】カラオケ「パセラ」の “秋葉原昭和通り館” は全室コンセプトルーム! 「昭和レトロ」「アニメ・ゲーム」の世界観がすごいんです!
「パセラ」といえば、歌える曲の数の多さもさることながら、南国リゾートのような雰囲気が魅力のカラオケ屋さん。実際にバリ島直輸入の素材を用いたインテリアを取り入れているとのこと。
なのだけど……あれ、1か所だけなんだか異彩を放ちまくってる店舗がある!?
それが、東京・秋葉原にある「カラオケパセラ 秋葉原昭和通り館」。バリ島、南国リゾートといった「パセラっぽさ」をまったく感じさせないレトロな外観、そしてお部屋はすべてアニメ・ゲームや昭和レトロなどをモチーフにしたコンセプトルームという異色ぶり!
いったいなんでこんなことに……!? でもここ、めちゃくちゃ楽しそうなんですけど……!
【ゲームやアニメのオフィシャルコラボルームがズラリ】
まずは秋葉原という土地柄、アニメやゲームのオフィシャルコラボルームを展開する「カラオケパセラ 秋葉原昭和通り館」。モンハンルーム、ヱヴァンゲリヲンルーム、戦国BASARAルーム、ファイナルファンタジーXIVのエオルゼアルーム、薄桜鬼ルームが用意されているんです。
それぞれ壁にキャラクターのデザインがあしらわれていたり、フィギュアが飾られていたり、作品の世界観を表す内装がほどこされていたり、とかなりの手の込みよう! たとえばエヴァンゲリオンルームだったら、エヴァ好きな人たちと集まってエヴァの主題歌や挿入歌を歌いまくったらめちゃくちゃ盛り上がるはず~!!
【なぜこんなコラボルームを……?】
それにしても、気になるのは他のパセラとはちがって、ここだけなぜこんなふうに……? あまりに気になってお店に尋ねてみたところ、
「バリ島テイストがテーマの他のパセラや競合店との差別化のために秋葉原に特化したお店にしたんです」
との回答が。た、たしかに他とは一線どころか二線も三線も画してるわ……。ちなみに2008年夏にヱヴァンゲリヲンルームがオープンしたのが最初だそうで、今年でちょうど10周年になるんですね!
【「ちゃぶ台部屋」など昭和レトロ個室も】
アニメ・ゲームだけではなく、昭和レトロ個室と銘打ったコンセプトルームも! 「銭湯風ルーム」「ちゃぶ台和室」「銀河を駆ける電車風ルーム」「十二星座ルーム」があり昭和の雰囲気満点。
「ちゃぶ台和室」なんてちゃぶ台に座布団、たんすと昭和の居間そのまんまで再現度たかっ!! NHK朝の連続テレビ小説に出てきそうな空間で、思わず朝ドラごっことかやりたくなります。
【コンセプトもメニューも思いっきり振り切れてる!】
そして、ここまで来たらメニューだって独特なのは当然のこと。他のパセラ同様、名物のハニトーなどもありますが、ラーメン二郎をこよなく愛する店長が考案したという二郎インスパイア系「ラーメンパ郎」や昭和レトロな学校給食メニューなども(今なら期間限定で「冷やしパ郎」もね)!
パセラと聞いて思い描くイメージとはまったくかけ離れている「カラオケパセラ 秋葉原昭和通り館」。Webサイトでわざわざ「残念ながら、昭和通り館に普通のお部屋はございません……」と但し書きをつけているだけあって、この振り切れぶりがいっそすがすがしい……!
いつものカラオケに飽きた方は行ってみてはいかが? ただし秋葉原エリアには秋葉原昭和通り館以外に2店舗のパセラがあるので、どうぞお間違えのないように!
取材協力:カラオケ&パーティー パセラ
執筆=鷺ノ宮やよい (c)Pouch