子どもがいる在宅ワーカーのリアルな現実! テレビ画面に映らないカオスを明かしたのは理由がありました
科学者であり、母親でもあるグレッチェン・ゴールドマン(Gretchen Goldman)さん。彼女がツイッターで公開した、“子どもを持つ在宅ワーカーのリアルな姿”に大きな反響が寄せられています。
先日、CNNのインタビューに自宅からリモートで出演したグレッチェンさん。テレビ上では片付いたリビングをバックに身ぎれいな格好で登場していますが、画面に写っていない部分はとんでもなくカオスな状態になっていた様子……!
この状況、小さな子どもがいながらリモートワークをする人にとっては、共感の嵐なのではないでしょうか?
【子どもがいる在宅ワーカーのリアルな姿!】
「正直に言うわ」とのツイートとともにグレッチェンさんが投稿したのは、インタビューを受けた際の部屋全体の写真。
床には子どものおもちゃが散乱しており、グレッチェンさんは下半身が下着のまま……!
おもちゃを片付ける暇もない、着るものもとりあえずといった状況です。
さらにパソコンは、机の上にイスを置き、その上に載せるいう不自然な位置。カメラの位置をなんとか調整して、部屋全体が写らないように工夫したことがうかがえます。
つまりグレッチェンさんは、テレビ出演時は完璧に見えたかもしれないけれど、このカオスな状態こそが現実なのだと打ち明けたわけです。
【ユーモアある写真、そこにはシビアな現実も……】
この投稿はまたたく間に話題に。
「在宅勤務中に育児をするのは簡単なことではないよね」
「あなたの正直さに元気づけられる。リアルさを保ってくれてありがとう」
「まだキッチンが残ってる!子どもがいたら料理と掃除でノンストップよ」
などのコメントが寄せられ、現在30万件に迫る「いいね」が寄せられています。
一見コミカルな内容ですが、そこにあるのは、子どもを抱えて在宅ワークをする人たちのシビアな現実。そうした点に共感した人も多いようです。
続くツイートでグレッチェンさんは
「私は、子どもを持つ親たちが現在厳しい状況に置かれていること、特に母親のキャリア全体を狂わせるということをハッキリさせたかった」
と写真を公開した理由を説明。さらに、
「これは“子育てをしながら在宅ワークをしている両親がなんとか工夫して解決すべきこと”ではありません」
と訴え、政治家や雇用主こそが対策していく必要があると強調しています。
Just so I'm being honest. #SciMomJourneys pic.twitter.com/4yZMKtVxwP
— Gretchen Goldman, PhD (@GretchenTG) September 15, 2020
家に小さな子どもがいながら、同時に仕事をこなすというのはひと筋縄では行かないことも。皆さんの中にも苦心している人は多いかと思いますが、これは海外でも共通の悩みのようです……!
グレッチェンさんの投稿に興味を持った方は、ぜひ参照元からご覧になってみてください。
参照元:Twitter @GretchenTG
執筆:鷺ノ宮やよい (c)Pouch