『おじさんはカワイイものがお好き。』最終話が泣ける! いくつになっても世界は広がることを教えてくれます
2020年9月10日、読売テレビ・日本テレビ系で放送中のドラマ『おじさんはカワイイものがお好き。(通称:おじカワ)』が最終回を迎えました。
前回第4話で、心がすれ違ってしまった小路(眞島秀和さん)とケンタくん(今井翼さん)。
原因はただの「コミュニケーション不足」なのに……果たして2人の関係は無事修復するのでしょうか!?
【「受け入れてもらえない」のが怖い】
カワイイものが大好きだけど、それをひた隠しにして生きる小路。ずっと1人で趣味を楽しんできましたが、仕事を通じて、人生初の趣味友(ケンタくん)ができました。
2人は仲睦まじく “カワイイもの” を楽しんでいましたが、ちょっとしたコミュニケーション不足ですれ違いに……。
ケンタくんは、小路が元妻の存在を明かさなかったことについてモヤモヤ。
そんな自分が小路にとって「重たい存在」だと思いこみ、嫌われるのが怖くて距離を置いてしまうんです。
いっぽうの小路は、ケンタくんに喜んでもらおうとプレゼントを用意するも、「気持ち悪がられるかも」と尻込み。
またケンタくんから距離を置かれてしまったことを気に病んでいるのに、気持ちとは裏腹にツンケンした態度を取ってしまいます。
【ライバルが救世主に!】
そんな2人を見て「なにかおかしい」と感づいたのが、小路をライバル視している鳴戸(桐山漣さん)。
「必要なのは会話」「友だちなんて煩わしい、でも出会ってしまったんだからしょうがない」と小路にアドバイスをして、背中を押すんです。
【やっぱり言葉にしなくちゃね】
小路はバツイチなのですが、離婚の原因も「コミュニケーション不足」でした。
元妻に言われて、心に刻んだはずなのに、またしても言葉足らずで大切な人を失いかけている……。
そのことにようやく気づいた小路は、「ケンタくんがいたからここまでこれたんだ」という思いを胸に、ケンタくんの元へと猛ダッシュ!
お互い、心の内を告白しあって、2人は再び友だちに戻れたのでした。
【大切なことに気づかせてくれたドラマ】
小路にとってケンタくんは、ようやくできた、かけがえのない大切な友だち。
『おじカワ』を観ていると、勇気をもって1歩踏み出せば、いくつになっても世界は広がるのだと実感しました。
また、相手の「好き」を否定しないところも、同作の素晴らしい魅力。
たとえば、第4話に出てくる「あなたの “好き” を大事にしてほしい」というセリフ。“ 好き ” がある人の心に真っ直ぐ届く、名言だったのではないでしょうか。
『おじカワ』は、癒やし度満点のほのぼのドラマでありながら、大切なことにハッと気づかせてくれる良作。
Tverでは、9月17日23時58分まで最終回の見逃し配信が行われているので、ぜひご覧になってみてくださいっ。
参照元:読売テレビ、Instagram @ojikawa_drama、Tver
執筆:田端あんじ (c)Pouch