テラリウムとフィギュアで表現されたアート作品がファンタジック! 巨人になって生活を覗いているみたい…
ガラス容器の中で植物を栽培する “テラリウム” 。フィギュアなどを配して物語性をもたせ、世界観を表現している愛好家もたくさんいます。
ブラジル・サンパウロに暮らすリナ・チリロ(Lina Cirilo)さんとローラ・ゴンサレス(Laura Gonçales)さんも、そんなテラリウム愛好家。
テラリウムを取り扱う会社「Jardim no Pote」を自ら立ち上げて、制作・販売およびレクチャーを行っているんです。
【巨人になった気分になる~!】
リナさんとローラさんが手がけるテラリウムは、物語を感じさせるものが多いのが特徴。
フィギュアで表現された “小さな人間たち” が、海でシュノーケリングやヨットを楽しんだり、お祭りで盛り上がったりしていて、想像力をかきたてられます。
イキイキとした様子を見ていると、まるで自分が巨人になって、人々が生活する様子を覗き見しているかのよう!
小さなガラス容器の中で、それぞれの暮らしが営まれているみたいで、不思議な気持ちになるんです。
【「海×仏像」から得られる癒やし】
海や水辺を舞台にした作品も多く、その中には仏像が鎮座するものがチラホラ。
海を臨むようにして建立された大仏像は日本にもいくつかありますが、テラリウムで表現されているものにもしっかりと荘厳な気配があるんです。
どこか身近で親しみを覚えるし、写真を見ているだけでも心が落ち着きます。
【「植物を育てる楽しみ」も味わえます】
そのほかには、アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの小説『星の王子様』や、映画『スター・ウォーズ』など、おなじみの物語の世界観を再現した作品もあって、いずれもファンタジック。
すべてが手作りだからか、温かみも感じられます。
またテラリウムはただ鑑賞するだけでなく、水をあげたりして植物が育っていくこと自体を楽しめるのも大きな魅力なのかなと思いました。
参照元の公式サイトやSNSから鑑賞できるので、皆さんもぜひじっくり楽しんでみてくださいっ。
参照元:Jardim no Pote、facebook、Instagram @jardimnopote
執筆:田端あんじ (c)Pouch