「#一生に一度は映画館でジブリを」人生で初めて映画館で『風の谷のナウシカ』を観てきたら…過去最高のナウシカ体験になりました
営業再開となった映画館では今、過去の人気作品たちが絶賛再上映中。その中でも特に話題なのがジブリ作品です。
「#一生に一度は映画館でジブリを」のキャッチフレーズの元に、『風の谷のナウシカ』『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』『ゲド戦記』の4作品が全国の映画館で再上映されています。
これは大スクリーンで観られる滅多にない大チャンスではないかっ︎
ということで人生で初めて映画館で『風の谷のナウシカ』を観てきたのですが……全くの新体験でありました!
【ナウシカの映画半券を手にする日が来るとは】
『風の谷のナウシカ』といえば泣く子も黙る日本アニメ界の超名作。
公開した1984年当時、まだ生まれてもいなかった私にとってのナウシカは「テレビで観るアニメ」でしかありませんでした。まさか映画館で観られる日が来るなんて〜〜!
劇場内は間隔を確保するため1席づつ開けての着席となっているのですが、流石のジブリ。ご年配の方から幼稚園くらいの子まで幅広い年齢層の方でほとんどの席が埋まっていました。
きっと何度も何度も観てきた人や初めて観る人、当時劇場で観た人もいるんだろうなと思うと、長年愛されてきた作品ゆえにそれぞれ想いがあるんだろうなと勝手に想像しちょっと胸が熱くなっちゃうぞ。
【臨場感に圧倒されまくり】
いよいよ上映スタート。実際に大スクリーンで鑑賞するナウシカはというと……えっ、ちょっと待ってなにこれ、ナウシカめっちゃくちゃ面白れええええぇ……!
いやね、知ってたよ、ナウシカが面白いことなんて知ってたけど、過去の記憶を超えて面白えええぇ〜〜〜︎
まずはもう映像と音響の臨場感が圧倒的に違うのです。
特に冒頭。初めて王蟲が登場した瞬間にカットインする曲の迫力には、軽く鳥肌が立ちました。さらに大スクリーンで見る腐海の美しさや、王蟲の群の迫力、そして全身で浴びる「ランランララランランラン」……︎
これは当時映画館で観た方でも、今の最新設備での鑑賞体験ではまた感じ方が違うんじゃないかなとも思います。
【世界観に没入できるって素晴らしい】
そしてもちろん自分の集中度も段違い。
テレビで観た経験しかないということは、CMなしでガッツリ2時間続けてみたこともなかったということ……。
映画館ならではの環境で世界観にどっぷり浸かってみると、これまで何度も観てきたと思ってきたシーンでも「ここってこんなにかっこよかったっけ!?」と衝撃を受けることになりました。
気づけばここ十数年、家族と食事をしたり、SNSでの実況を見ながらの鑑賞が当たり前になってさえいたのかも……。今までいかにぼんやりと観てきてしまったか痛感してしまったよ。
【一生に一度は映画館で!】
正直言うと、これまではむしろ周りのナウシカ熱量に押される事の方が多かった私。
ですが劇場を出た後は思わず「みんな『風の谷のナウシカ』って知ってる!? いま映画館でやってるんだけどめっちゃ面白いよ!」と宣伝したくなる衝動にかられました。
そして同時に、ほかの過去作品も映画館で観てみたくて仕方ない! 第2弾、ないかな? トトロが空を飛ぶシーンもスクリーンで観てみたいよおおぉ〜〜!
上映映画館やスケジュールは東宝シアターリストや各映画館の公式サイトをチェックをば。体調に気をつけつつ、ぜひこの機会に足を運んでみてくださいなー!
参考リンク:スタジオジブリ、東宝シアターリスト
撮影・執筆:にのうでプニ子
Photo:(c)Pouch