子供たちにも「日傘」を! 熱中症対策&ソーシャルディズタンスを保てます
ここ最近は、女性だけでなく男性のあいだでも “日傘” が人気。
愛知県豊田市にある童子山小学校では、新型コロナウイルスへの感染対策と熱中症予防のため、2020年5月27日から日傘をさしての登校が始まりました。
この取り組みは童子山小学校が、マスクを着用しながらの登下校に熱中症の心配があるため独自に始めたとのこと。
また日傘をさすことで、ソーシャルディスタンスも保てるという意図も含まれているようです。
【感染対策と同時に熱中症対策も課題に】
学校の再開にあたり、5月13日に文科省は「学校教育活動では通常マスクを着用してください」と呼びかけました。しかし、気温上昇とともに、熱中症のリスクが高まっています。
学校での衛生管理マニュアルでは「熱中症の可能性が高いと判断した場合はマスクを外し、その際は十分な距離を保つように」と呼びかけているものの、登下校中もマスク着用が必要と判断した自治体や学校は多かったようです。
【日傘で子どもたちを守ろう!】
これを受けて、レイングッズブランド「Wpc.(ダブリュピーシー)」も、子どもたちを守るための対策を提案。
“傘のプロ” の目線から、日傘を使った熱中症予防、社会的距離の取り方について呼びかけています。
熱中症予防で大切なのは「いかに体に熱をため込まないか」。
そのため子どもたちには、熱や光、紫外線を99.99%以上遮断する「遮熱・遮光」の機能がある日傘を持ってもらいたいとのこと。
「遮熱 / 遮光」の日傘をさしているあいだは、日陰にいるのと同等になるのだそう。大人にとっても、日傘を選ぶ際の参考になりますね。
【日傘をさすことで距離が保てる!】
また日傘をさすことで、自然と距離ができ、ソーシャルディスタンスも保てます。
童子山小学校では、今後は登下校時のマスクと帽子に代わって、日傘だけの使用を促していきたいとしており、後に続く学校も増えるかもしれません。
マスクが必需品となった今、日傘が救世主となってくれるかもしませんね。
参照元:プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch