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黒柳徹子が語る作家・森茉莉とのエピソードがおもしろい!「ボーイズラブ小説の先駆者」の知られざる私生活や三島由紀夫との話も…

   


黒柳徹子さんが、2020年5月11日にインスタグラムを更新。このとき語られた「小説家・森茉莉さんとの思い出」が話題になっています。

森茉莉さんの自宅に初めて遊びにいったときのお話が特におもしろくて、フフッと笑ってしまうこと必至。

三島由紀夫さんのお話も出てくるなど、文学好きとしては目が離せない……!

【森茉莉さんってどんな人?】

森茉莉さんは文豪・森鴎外の長女で、『恋人たちの森』『枯葉の寝床』『甘い蜜の部屋』などの名作を世に生みだした作家。

耽美な作風でボーイズラブ小説の先駆者とも言われるいっぽう、エッセイスト・コラムニストとしても活躍。私生活では、ユニークなエピソードが多いことでも知られています。

【初対面で意気投合→自宅に招かれたものの…】

黒柳さんとは仲が良かったらしく、 “気の合う女友達” のような間柄だったそう。

そんなふたりが初めて出会ったのは、とあるパーティー会場。初対面にもかかわらず意気投合して、パーティーのあとレストランに行き、徹子さんは森茉莉さんを自宅まで送っていったそうなんです。

このとき家へ寄って行かないかと誘われたため、足を踏み入れたところ……ゴキブリが2~3匹ササーッと逃げたとのこと(笑)。

部屋の中は新聞紙と雑誌と紙屑でいっぱいだったらしく、そんな状況の中で、ふたりでコーラを半分こし4時間も語り合った(!)というのだから微笑ましいですよねぇ。

【三島由紀夫の知られざるお話も】

黒柳さんのお話には、三島由紀夫さんも登場。森茉莉さんの作品について

「この時代に、あの小説『枯葉の寝床』『恋人たちの森』を書いた森茉莉はスゴイ!」

と大絶賛。「もしも実写映画化するなら……」と具体的なキャスティングまで考えていたらしく、いずれも貴重なエピソードです。

【仲良くなるの、なんだかわかります】

今回の黒柳さんの投稿に注目する人は多く、

「お話し全て最高でした」
「なんて貴重で素敵なエピソードでしょう!」

というふうに、コメントもたくさん寄せられています。

私自身、何度読み返したかわからないほど森茉莉さんのエッセイが好きなので、お人柄がなんとなくわかるのですが、黒柳さんと気が合うという点は納得です!

ちなみに、黒柳さんも読んでいるという森茉莉さんのエッセイ『贅沢貧乏』は最高におもしろいので、未読の方はぜひ♪

参照元:Instagram @tetsukokuroyanagi
執筆:田端あんじ (c)Pouch

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