大人が本気で「小学校の算数ドリル」にトライしてみた! 小学6年分の算数をたった7日で総復習できる本だけど、実際は…!
小学校のときから「算数」が苦手だった私。公式とか計算とか、正直もうすっかり忘れちゃってるわ〜!
そんなとき書店で発見したのが「小学6年分の算数をたった7日で総復習」の文字。学研プラスから販売されているドリルで、7日間あれば小学校6年間分の算数が一気に復習できちゃうんだとか。
中学入学前の復習にはもちろん、大人の学び直しにもぴったり……とのことだったので、幼い頃の苦手意識を克服すべく、チャレンジしてみることにしたわよ〜!
【無理のなさそうな分量に一安心?】
もくじを見てみると、小学生の算数の内容が7日分(7章分)に分けられていました。
1日分は少ない章だと6ページから、多くても12ページ以内。そこまで多い分量じゃないので、これなら算数が苦手な私でもできるはず……!?
どの章も、まずは例題を使った「解説」がオールカラーで丁寧に解説されています。何だか見たことあるような、懐かしい公式もチラホラ。
最後の1ページだけが、その章をきちんと理解できたかが分かる「練習問題」。実際に問題を解くのは1ページだけというのも、私のような大人にもハードルが低くてよかったわ……!
【実際にチャレンジ!】
早速、7日間で小学校の算数を終わらせるべく挑戦してみることに。まずは解説ページをしっかり読み込みます。超超超基本的なところから解説してくれているのが助かるわ。
「ちゃんと理解できたかしら?間違ってたら、ちょっと恥ずかしいかも……」と思いながらも練習問題に挑戦してみると、無事に全問正解!
簡単な問題とはいえ、ちょっと達成感があって嬉しくなるわね。
その後も数日間、小学校の算数をどんどん復習していく私……。立体とか円周率とか、懐かしい〜! 筆算とかやったの、学生時代ぶり?
最初は「こんなの忘れちゃったわよ……」と思いながら取り組んでいたものの、だんだん「あったあった!」と思い出してきて、懐かしさを感じてちょっと楽しくなっていきました。
【そして7日後…】
しかーし、楽しさにのって、7日後には全てのドリルが終了〜!はできませんでした。ドリル自体は思ったより楽しくなったものの、お仕事があると忙しさに負けてついついドリルが後回しになっちゃったのよね……。
そういえば小学生のとき、夏休みの宿題は好きな教科だけすぐ終わらせて、苦手な教科は後回しにしていたわ。自分のダメなところは小学生から変わらないのかも……。
数日間はさぼってしまったものの、結果的に10日間かけてドリルを全て終わらせることができました。
【大人だから楽しめるのかも】
ちなみに、私が小学生だったのは約20年前。「今の小学生とは勉強の内容も変わってるのかしら?」と思っていたけど、このドリルを解いてみる限り、基本的に解き方や公式も同じだったので、ちょっとホッとしたわ。
算数の基本が思い出せるのはもちろんだけど、「兆より大きい数の位は?」な〜んて、大人でも知らないような豆知識が学べるのも、ちょっと面白かったかも。
テストとは無縁になった今だからこそ、純粋に勉強が楽しめるのかもしれないわね。
お値段は1000円(税抜き)。アマゾンなどのネット通販でも購入できます。自分用に算数の基本を学び直したい方、そしてもちろんお子様の復習用に欲しいという方はぜひgetしてみてね〜!
参考リンク:学研
執筆・撮影:有栖川ちび子
Photo:(c)Pouch