東京都が新型コロナウイルス感染症のコールセンターの対応を拡大 / 多言語対応や聴覚に障害がある人はFAX相談も可能に
まだまだ収束する気配を見せない新型コロナウイルス感染症。東京都では2020年2月28日から、日本語での電話相談に加えて「英語、中国語、韓国語での電話相談」や「電話での相談が難しい人からのFAX相談」の対応も始めるそうです。
これにより、日本語を話せない外国人や聴覚に障害がある人なども問合せしやすい環境になりそうです。
【相談窓口の電話番号が変更に!】
新型コロナウイルス感染症の患者発生をふまえ、すでに電話相談窓口(コールセンター)を設置している東京都ですが、さらに対応を充実させるべく2月28日午前9時からは以下のとおりに電話番号が変更となるそう。
■多言語(日本語、英語、中国語、韓国語)による相談
電話番号:0570-550571(ナビダイヤル)
■聴覚障害のある方などからのFAX相談
FAX番号:03-5388-1396
受付時間は午前9時から午後9時までとなります(土、日、祝日含む)。
【心配な症状があれば問合せを】
対応内容についてはおもに、「感染予防について」と「心配な症状が現れたときの対応について」とのことです。
なお、「風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いている人」や「強いだるさや息苦しさがある人」は、電話相談窓口ではなく最寄りの保健所などの「帰国者・接触者電話相談センター」にご相談ください。
【外国人や聴覚障害の人も相談しやすく】
現在、さまざまな情報が飛び交い、不安を感じている人も多いことと思います。身近に日本語がわからない人や聴覚障害を持つ人がいる場合は、こういった窓口の存在を伝えれば少しは不安がやわらぐかもしれません。
都民在住の方は、東京都がこうした相談窓口を設置していることを知っておくと、また一つの安心材料につながるのではないでしょうか。
参照元:プレスリリース
執筆:鷺ノ宮やよい (c)Pouch
Photo:ぱくたそ