NHKで海外ドラマ『レ・ミゼラブル』が放送! コゼットが生まれる前など登場人物の背景を知れる内容になっているよ
2018年にイギリスBBCによってドラマ化されたヴィクトル・ユゴーの名作『レ・ミゼラブル』がました。
大作映画のような壮大さで視聴者を圧倒したほか、ミュージカルで上演されることも多い同作を「歌なし」にした点でも注目されました。
そして時は流れて2020年3月15日、NHK総合で吹き替え版の放送がスタートします! 全8回に渡って地上波放送されることになったのです~!
【『レ・ミゼラブル』ってどんなお話なの?】
『レ・ミゼラブル』の舞台は、フランス革命の影響が残るフランス・パリ。
1本のパンを盗んだたことで19年間監獄生活を送ることになった主人公ジャン・ヴァルジャンを軸に、彼に関わったレ・ミゼラブル(悲惨な人々の意)の姿が描かれています。
【母になる以前のフォンテーヌが描かれる!】
『レ・ミゼラブル』といえばミュージカルのイメージが大きいですが、BBC製作のドラマ『レ・ミゼラブル』最大の特徴は、歌が出てこないところ。
ストーリーに重きを置いた重厚で濃密な作品となっていて、コゼットが生まれる前のファンテーヌの人生や、彼女がなぜシングルマザーとして生きることになったのかなど、あまり知られることのなかったお話が描かれています。
【俳優陣 & 声優陣にも注目!】
豪華俳優陣にも要注目で、ジャン・バルジャンをドミニク・ウェストさんが、娘のために身を売るファンテーヌをリリー・コリンズさんが演じています。
今回NHK総合で放送がスタートする吹き替え版でジャン・バルジャンの声を担当するのは『名探偵コナン』白鳥警部の声などで知られる井上和彦さん。ファンテーヌは映画『スター・ウォーズ』シリーズでレイの声を務めた永宝千晶さん、ジャン・バルジャンを追う刑事ジャベールは海外映画やドラマで多数吹き替えを担当している坂詰貴之さんが担当しています。
声優陣も豪華なので、ますます期待が高まる~!
吹替版は2020年3月15日午後11時からNHK総合で放送開始です。まだ観たことがないという人はもちろん、ケーブルテレビなどですでに視聴した方も、新たな気持ちで鑑賞してみてはいかがでしょうか。
参照元:NHK、YouTube、プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch
Photo:© BBC Lookout Point