マルコメのCMが泣けると話題に…妻のために慣れない料理を始めた夫が気が付いたこととは?
2014年4月から、“家族” をテーマにしたアニメCMを制作している「マルコメ」。その8作目となる新CMがこのたび放映開始となりました。
昨年は女手ひとつで懸命に子育てするシングルマザーの声を女優・創作あーちすとの“のん”さんが務めて話題となりましたが、今回描かれているのは「母と子」ではなく「年を重ねた夫婦」。
お互いを支え合い、寄り添い合う夫婦の姿に、これまたホロリ。お味噌汁のようにじんわりと心あたたまる動画に涙腺が崩壊してしまったのは、私だけじゃないようです……!
【夫が料理を始めた理由。それは「妻とずっと一緒にいたいから」】
登場するのは、定年退職した道夫とその妻の洋子。洋子は料理が大好きでしたが、最近になって足を悪くしてしまいました。
「施設に行ってもいい」と言う洋子。しかし道夫は、妻と一緒にいたいがために、これまでほとんどやってこなかった買い物や料理を始めることにします。
「俺が家事をやればいいんだ。俺がやれば、妻はずっと家にいる」。そんな道夫の姿に早くも涙があふれそうに。そうして慣れない手つきながら用意した夕飯は、なにげないメニューながらもぬくもりが感じられて、なんておいしそうなことか……!
【料理をして初めて気づくことも……】
自分が料理を作り始めて、道夫には初めて気づいたことがありました。「うれしいもんだな、うまいと言われるのは」「いただきますとごちそうさまだけじゃ足りなかったんだな」と。
そこには、道夫のちょっとした後悔のようなものもにじんでいて、長年夫婦を続けていても気づかないことってあるのだとハッとさせられます。
そうして新しい生活に踏み出したふたり。夫の愛情を受け取る妻の気持ちが表れたセリフや、これから先、夫婦での暮らしがゆったりと積み重ねられてゆくことが想像できるラストも必見です。
【「夫婦の理想像」「確かな愛のカタチ」など絶賛の声】
このCMには
「マルコメのCMこの90秒間でとても感動させられる 料理もすごく美味しそう」
「私が幼少時から夢に描いてた(夫婦の)理想像が90秒のCM動画に凝縮されてて泣ける」
「”いい夫婦”ってのはこういう事なのかな。互いが互いを支え、愛を共有し、苦難を乗り越えて、共に寄り添う。ささやかだけど確かな愛のカタチ」
「素敵、一緒にご飯食べるって、幸せな時間だなぁ」
などの声が寄せられ、大きな反響を呼んでいます。
結婚して何十年経っても、食卓に向き合って一緒に料理を食べる。年を重ねた夫婦のそうした姿を見ると、ジーンと来てしまいますね。
ぜひ皆さんも参照元からCM「料亭の味 液みそシリーズ いつまでも一緒に篇」をご覧になってみてください。
なお、アニメの制作は過去7作と同様、アカデミー賞で短編アニメーション賞を受賞した実績もある映像制作会社「ロボット」。夫婦の細やかな表情や風景の美しさ、料理のあたたかな雰囲気などにも注目ですよ!
参照元:マルコメ、YouTube
執筆:鷺ノ宮やよい (c)Pouch