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【本音検証】脱プラスチック時代なので、1週間「マイストロー生活」してみた! そこで感じたメリット・デメリット

   


スターバックス・ジャパンが2020年1月から店舗で提供するストローを順次紙製のものに切り替えると発表したニュースはご存じですか?

紙ストロー。アメリカや韓国のスタバでは昨年からすでに一部店舗で導入されていたため、海外出張で何度か使ったことがあるのですが、私は正直、ちょっと苦手なのです。

ドリンクに紙の味が移る気がするのと、時間が経つと共にフニャッとなってくる感触が……(※個人の感想です)

ならば! 来年1月以降に備え、ひと足先に「マイストロー生活」を始めてみることにしました。

【約1週間、マイストローを持ち歩く】

用意したのは、アメリカのスーパーで購入した3本セット・お掃除ブラシ付きで5.99ドル(640円くらい)のシリコン製のストロー。ステンレス製のものも売っていましたが、お値段はシリコン製よりやや高めでした。

マイストロー生活のルールは簡単。カフェやレストランで提供されるプラスチックストローを一切使わず、マイストローで飲む。以上。

マイ箸を持ち歩いている人はよく見かけるし、余裕でしょ♪と思っていたのですが…結論から言いますと、予想外に大変な1週間となりました。

【自分も周りも見慣れない「マイストロー」な1週間】

・月曜日 / ランチ後にアイスティーをテイクアウト

アイスティーと一緒に提供されるストローを「いりません」と拒否り、カバンからおもむろに取り出した蛍光グリーンのストローをドリンクにぶっ刺す女に店内の視線が集中。

職場まで持ち歩く時にも、シリコンのストローがプルンプルン揺れるさまは悪い意味で注目を集めていました。

・火曜日 / アイスコーヒーをお供にカフェで作業

「お席までお持ちします」形式だったので、当たり前のように付いてくるプラストロー。当たり前のようにそれを無視し、マイストローをぶっ刺す私。

このプラストローが廃棄されたらむしろ無駄なことをしているのでは……という罪悪感にさいなまれながら作業を終える。

・水曜日 / デスクで飲むペットボトルにもマイストロー

ペットボトルの飲み口にベタッとついてしまう口紅。飲むたびに拭きとったり、口紅を塗り直したりするのもプチストレスでしたが、マイストローで解決です。飲み方に気をつければほとんど口紅が落ちない&つかない。これは意外なライフハックでした。プラストロー削減とは関係ありませんが。

・木曜日 / ついにマイストロー持ち歩きに最適なケースを発見

マイストロー生活も後半戦。地味にいちばんの懸念事項だったのが「マイストローどうやって持ち歩く問題」。濡れるものなので布製のケースはNG。初めはジップロックに入れていたのですが、取り出しにくく、バックの中で迷子になりがち。そこで見つけたのが、そう、携帯歯ブラシケースです。適度に丈夫で濡れてもOK。バックの中でも見つけやすいサイズ感!

これからマイストローを購入される方にアドバイスとしては、必ずケースも一緒に買うことをおすすめします。

・金曜日 / コンビニのアイスコーヒーにマイストロー

職場近くのナチュラルローソンでアイスコーヒーのSをオーダーし、明らかに容器の倍ほどの長さのマイストローをイン。漂うコレジャナイ感。

・土曜日 / 遅めのランチ。某有名カレーチェーンのお水にマイストロー


コップのサイズと合わず、なんというか、コレジャナイ感が極まっています。あらゆる飲み物のサイズに対応させるためには、マイストローは「長・短2本持ち」が正解なのかもしれません。

・日曜日 / タピオカだってマイストローで

タピオカブームがこのまま続いたら、タピオカ用の太めマイストローが発売されるなんてこともあるのでしょうか。ちなみにこの日はちゃんとルールにのっとり、マイストローでミルク部分を完飲した上で残ったタピオカだけもぐもぐしました。

【マイストロー生活・メリット】

●日常の中にある無駄に気づける

カフェ、レストラン、コンビニやスーパー。至る所で当たり前のように提供されているプラスチックストロー。1日に何本も使い捨てていたことにも改めて気づかされました。

●意識高い系おしゃれアイテムになるかも

今回は特にこだわりませんでしたが、探してみれば1000円前後からインスタ映えしそうなおしゃれマイストローが売っているようです。まだ持っている人も少ない今から取り入れれば、目立つこと間違いなし?

【マイストロー生活・デメリット】

●衛生面のケアがとにかく大変!

ドリンクを飲んだあと軽く洗い、乾燥させてケースに収納。自宅では数日に1度はキッチンハイターに浸けて除菌…と、汚れがたまりやすい構造なだけに、お手入れがなかなかしんどい。

●サイズがはまらないと飲みにくい

マイストローは「長・短2本持ち」が正解なのかもと書いたように、1本のストローをあらゆるサイズの飲み物に対応させるのはなかなか至難の技。はみ出したストローをプランプランさせながら歩くのは何かと悪目立ちしますよ……

ということで、現時点では「大変だった」という感想に終始したマイストロー生活。来年以降、日本でも定着する日は来るのでしょうか?

執筆:藤山ゲイシャ
Photo: (c)Pouch

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