【実録】築10年の家でモノが次々と壊れだした! 怪奇現象かと思いきや…気をつけたい「耐用年数」のおハナシ
現在、築10年ちょっとの分譲マンションに住んでいるわが家。ずっと快適に暮らしていたのですが、昨年あたりから家の中のいろいろなモノが次々と故障するという事態に陥っています。この1年で壊れたのは
・給湯器
・トイレの換気扇
・トイレの給水タンク
・洗面所の蛇口
・シャワーヘッド
……ってなぜ短期間でこんなにも次々と!? この家、呪われてるんじゃないかと疑うレベル!
しかし、呼んだ業者の人たちが口をそろえて言うのが、「築10年ちょっとですか……寿命ですね」というセリフ。……呪いじゃなくて寿命だったのか!!
というわけで、今回は私の体験を通じて「家の中のもの、だいたい10年で一気に修理や交換の時期が来る説」をお伝えしたいと思います……!
【耐用年数なるものを知って納得】
業者の方たちがこぞって言う「寿命ですね」という言葉が気になり、ネットで調べてみたところ。
どうやら現在、給湯器にしろ換気扇にしろ水道の蛇口にしろ、メーカー側で耐用年数を10年程度と設定して製造していることがほとんどのよう。
たとえばリンナイのWebサイトには、「ガス給湯器の点検・取替え目安は10年です」と案内するページもあります。……って、まさにキッカリ10年でガタが来てるーーー!
ちょうど築10年が過ぎたわが家で家の中でトラブルが立て続けに発生したというのは、こうしたわけだったんですね……。
【シャワーヘッドも寿命でした】
ちなみに洗面所の水道ですが、まずは「あれ、なんだか水の出がおかしい……?」というところから始まり……。
次第にシャワーヘッドのおかしなところから水がボタボタ漏れ始め。
蛇口の根元の部分に水がダーダーと垂れるようになり。
水道下の水受けのようなところにもありえない勢いで水がたまるようになり……。
業者の方に見ていただいたところ、水道のヘッドの部分が破損していて、そこから水が漏れ出ていたという状況だったと判明。ヘッド部分を交換もらったところ、無事に直りました。やはりこれも寿命ということですね。
【故障が続くと精神的にも金銭的にもつらい】
それにしても、こうも続いて家のいろいろな部分に不具合が発生すると、なかなかつらいことが多いです。
まずは単純に不便。昨年の夏、給湯器が壊れてお湯が出なくなったときは、メーカー側のお盆休みと重なってしまい1週間以上交換できず……。その間、家のお風呂に入れないので、子どもたちを連れて銭湯通いするハメに。
トイレの給水タンクに水がたまらない(水を流せない)、水道の蛇口から水がチョロチョロしか出ないというのも、嫌がらせレベルで地味に精神的に来ます。
それから、金銭面。故障というのはある日突然くることが多いですが、下手すれば修理や交換のためにお金が数万円~数十万円レベルで飛んでいきます。他のものであれば「お金が入るまで買うの我慢しよう」とか、最悪「あきらめる」という選択肢もありますが、これらはライフラインなので後回しにはできません。
【心構えしておくだけでも違うはず】
というわけで、分譲マンションにしろ戸建てにしろ、新築で住み始めた場合は10年ほどすると一気に家の中のいろいろなものが壊れだす可能性が高いようです。
これから家を買うとか、もうすぐ住んで10年になるという方などは、ちょっと心に留めておくとよいかもしれません。
あらかじめお金や気持ちの心構えをしておくだけでも、いざというときに私のように慌てふためくことなく、「この時が来たか……」と武士のような平常心で対応できることと思います!
参照元:リンナイ、クラシアン
画像・執筆:鷺ノ宮やよい (c)Pouch