【凪のお暇】第9話で凪がついに空気を読むのをやめる!? 慎二との共鳴や毒親とのバトルにも決着
2019年9月13日にTBS系で放送された『凪のお暇』第9話。
凪(黒木華さん)を凪の母・夕(片平なぎささん)から守ろうとして、「僕たち結婚を前提に付き合ってます!」ウソをついた慎二(高橋一生さん)。しかしこのウソによって、あれよあれよと結婚話が進んでしまいます。
しかし両家顔合わせのときにひと悶着あり、破談に。このとき凪がついに口にしたのが「毒親への決別宣言」でした。
【慎二ママの一言で空気が凍る】
両家顔合わせが行われたのは、慎二の祖母の米寿のお祝いの席。終始和やかムードだったものの、慎二の母・加奈子(西田尚美さん)の一言で空気が一変します。
加奈子は凪の家族について調べ上げており、凪の父親が借金を作って蒸発したことや、凪が仕事を辞めたことについて言及。「結婚前にウソをつくなんて」と責め、縁談をなかったことにしようとします。
【慎二の兄も乱入して修羅場に】
そこへやってきたのが、失踪していた慎二の兄・慎一(シソンヌ 長谷川忍さん)。
世間体を気にする我聞家で、兄はアメリカの投資会社で働いていることになっていたけど、実はずっと日本にいたこと。さらには父に愛人がいることや母の整形など、家族のヒミツをバラしまくって、会場を後にするのです。
【慎二への共鳴、そして毒親との決別】
なんとかその場を取り繕おうと、ひとりで右往左往する慎二を見て、凪は「この人は私だ」と気がつきます。そしてその後、母から「あなたはおかあさんの期待に1度も応えたことがない」と言われた凪は、
「きらい。おかあさんが、ずっと」
「おかあさんのためには生きられない。自分でなんとかして。私も自分で自分のことをなんとかするから」
「期待に応えられなくてごめん。でも期待に応えない自分のほうが、生きてて楽しいんだ」
と静かに告げるのです。そして慎二に駆け寄って、「もう空気読むのやめよう」と連れ出したのでした。
【いっそ嫌いになれたら…家族ってホント厄介だ~!】
こうして決別宣言をした凪でしたが……慎二と家族の思い出を語り合った後に、ふたりそろって大号泣。
その背景には「家族だから大切なことに変わりはない、だけど苦しめられたくない」といった割り切れない思いがあるようで、凪のアパートに住む緑さん(三田佳子さん)が言った
「家族って厄介」
「いっそ嫌いになれたらいいのに」
というセリフを象徴しているかのようでした。いやもうほんと、家族って厄介ですよネ……(涙)。
【ゴンさんの告白シーンも話題でした】
そして第9話もうひとつの見どころは、ゴン(中村倫也さん)決死の告白シーン!
女の子たちから合いカギを回収して真正面から告白したゴンを、凪は受け止めるのか。それとも慎二を選ぶのか。あるいはどちらも選ばないのか……。
次回はついに最終話、 “お暇” がどんな結末を迎えるのか、一緒に見届けましょう~!
参照元:TBSテレビ
執筆:田端あんじ (c)Pouch