砂浜に何かが埋まってる…? 近寄ってみたら「ひっくり返ったまま動けなくなっていたウミガメ」でした
どこまでも広がる、青い海と白い砂浜。美しいビーチで発見されたのは……仰向けにひっくり返ったウミガメ!?
ウミガメがまだ生きていることを確認した人々が、なんとかひっくり返して海へと返す一部始終が、YouTubeとインスタグラムに公開されています。
【ウミガメさんを助けなきゃ!】
窮地に陥ったウミガメを助けたのは、海を愛し、海を楽しむ日々を撮影し公開し続けている団体「YOUNGBLOODS」のメンバー。
オーナーのブロディ・モス(Brodie Moss)さんが仲間たちとクルーザーで浜辺に降り立ち、
「この辺りの浜は風が強くて波が高いから、しょっちゅうウミガメがひっくり返ってしまう」
と説明していたその矢先……仲間のひとりが、まさに仰向けにひっくり返ったまま動けなくなっているウミガメを発見したんです。
【もしも発見してもらえなかったら…】
ウミガメの甲羅は半分砂に埋まっており、自力で脱出するのは困難な状態。3人がかりでレスキュー活動を行い、絶体絶命のピンチからウミガメを救い出しました。
海に戻してもらったウミガメは、その後元気よく泳ぎ始めます。後ろ姿を見て安心するのと同時に、「もしも誰にも発見されなかったら……」と想像して背筋が凍ってしまいました。
【仰向けになってしまう例は珍しくない】
ウミガメがいた砂浜は産卵スポットらしく、シーズンに入ると何百匹ものカメがやってくるのだそう。その時期は、ひっくり返った状態になるウミガメの数も増えるといいます。
その証拠に、YouTubeには別のウミガメを救出している動画がアップされており、こちらもやはり仰向けの状態で発見されていました。
ウミガメのお腹が白いので、砂浜と同化して見過ごしてしまいそうになりますが、ちゃんと見つけてもらえて本当によかった!
参照元:YouTube、Instagram @ybsofficial
執筆:田端あんじ (c)Pouch