【やれやれ】ツイッターで「#村上春樹で語る育児」が流行中! 育児の修羅場がハルキ作品風につづられてます
ここ数日ツイッターでバズっているのが、「#村上春樹で語る育児」というハッシュタグ。
読んでそのまま、作家の村上春樹さん風に育児を語るというもので、タイムラインがハルキテイストな文章で埋め尽くされているんです。
ハルキ作品の大きな特徴である、どこかもったいぶった言い方や、ポエムちっくな男女の会話などがそこかしこに散りばめられていて、読んでるだけで笑いが止まらない~!
【お題その1:晴れてるのに長靴をはきたい娘】
たとえば、「晴れた日にもかかわらず、長靴をはいて出かけたいと駄々をこねる娘」をハルキ作品風にすると……。
となります。誰かの一言から始まるところや、少々わがままな女が出てくるところが、「THE 村上春樹」という感じがしますね~。
【お題その2:抱っこして攻撃】
また街中でもよく見かける「抱っこして~!」攻撃をハルキ作品風にすると……。
となります。最後の「床に置かれた米を見つめた」で、文章が一気に哀愁を帯びる感じがすごいっ。「かもしれない」を多用するあたりも、ハルキ作品っぽさがありますねぇ。
【お題その3:壁いっぱいのクレヨンの落書き】
個人的に好きだったのは、子どもがクレヨンで壁に落書きした日のことを表現したツイート。
子供の落書きを“ジャクソン・ポロックの前衛絵画”と例えるあたりにハルキテイストを感じさせます。淡々としたやり取りですが、実際は修羅場だったのではないでしょうか……。
【力作ぞろいで圧倒されます!】
育児は楽しさもあるいっぽうで、ストレスもつきもの。「キ~~~ッ!」とイラ立つこともあると思うんです。
けれどこうして、起きた出来事をハルキ作品風に表現すると、えらくドラマティックな雰囲気になるから不思議です……。みなさんハルキが降臨したのかと思うほどの文章力なので、ぜひチェックしてみてくださいね~。
参照元:Twitterハッシュタグ #村上春樹で語る育児
執筆:田端あんじ
Illustrator:テリーヌ富士子 (c)Pouch