【ネタバレあり】『劇場版おっさんずラブ LOVE or DEAD』を観てきたお!ファンへの愛と感謝がてんこもりの「超お祭り映画」だったお!
2019年8月23日に公開された映画『劇場版おっさんずラブ LOVE or DEAD』。OL民(おっさんずラブファンの総称)としてこの日が来るのを指折り数えて待っていたので、公開初日に観に行ってきましたお~!
ドラマ版の最終回でめでたく結ばれた、はるたん(春田 / 田中圭さん)と牧(林遣都さん)。映画ではその後のふたりの姿が描かれるわけなのですが……大笑いしたと思ったら次の瞬間号泣するなど、終始感情が揺れまくり~!
ラブと(なぜか)アクションまで加わって、「笑いあり涙ありの最高峰」とでも呼ぶべき、超お祭り映画に仕上がっていたんですっ。
※以下ネタバレありです!
【映画版のストーリーは?】
1年間の香港・上海勤務を経て、東京に戻ることになったはるたん。いっぽう離れているあいだに牧には変化が訪れていて、せっかく再会したにもかかわらず、すれ違いの日々を送ることになってしまいます。
そんななか、階段から落ちてプチ記憶喪失になってしまった黒澤部長(吉田鋼太郎さん)。「はるたんの記憶 “だけ” 丸々忘れてしまう」という特異な記憶喪失だったのですが……再びはるたんにフォーリンラブしちゃったからさあ大変!
またもや出来上がってしまった三角関係に乱入してくるのは、牧に気がありそうな狸穴(沢村一樹さん)と、はるたんのことが大好きな山田ジャスティス(志尊淳さん)。
メンドクサイ五角関係が進行するなか、はるたん&牧が破局の危機を迎えたり、はるたんが “囚われの身” になってしまったりと、次から次へと事件が起こってしまうんです。
【個人的「見どころ」はこの5つ】
この映画の見どころは数あれど(というか、見どころしかない)、特に注目してほしいのは次の5点!
・ドラマの名場面をなぞるシーンがめちゃくちゃたくさん出てくる(いいところ・悪いところを上げる、シンデレラの靴、足ドンなど)
・もう1度はるたんに恋しちゃった黒澤部長の大暴走(ライバルであるジャスティスへのあたりが強め)
・何度でも繰り返し観たくなる「サウナでの大乱闘」
・パワーアップした牧 vs 部長の小競り合い
・「芋けんぴ、髪についてたよ」を連想させるはるたんと牧のイチャイチャシーン
このほかにも、「マロ(金子大地さん)と蝶子さん(大塚寧々さん)カップルが尊い」「ジャスティスの悲しい過去と名言」「おかずクラブ・ゆいPの名演技」など名シーンの連続なので、まばたきする間はないですよ~。
【この映画はOL民への「愛」です】
映画を観終わった瞬間に感じたのは、キャストやスタッフからのOL民に対する深い愛。ファンが観たいシーンがこれでもか!と詰め込まれていて、胸がいっぱいになってしまいました。
そうした愛情を客席も感じとっていたようで、上映後に自然と拍手が起きたんです。この映画、間違いなくヒットしますぞ……!
参照元:映画『劇場版おっさんずラブ LOVE or DEAD』公式サイト、Instagram @ossanslove
執筆:田端あんじ (c)Pouch