【実録】パリピが多い「サマソニ2019」に1人で参戦! 孤独と戦うかと思いきや…めっちゃ充実してビックリした件
全国各地で音楽フェスが大盛況の夏。
「行ってみたいな」とは思いつつも、自分と音楽の好みがぴったり合う友達が周りにいなかったり、チケットが安くはないので気軽に誘えなかったり……。
フェス友を見つけるのが案外難しくて、「ま、いいか…」とスルーしてしまうことも多々あると思います。
しかし、毎月1のつく日(1日、11日、21日)は「ステキなぼっちの日」。ということで、今回はぼっちフェス! ひとりでサマーソニックに参加してきましたあーー!
【パリピ率高めなサマソニ3日目に参戦】
ちなみに私が行ってきたのは、東京のサマソニ3日目。海外の有名DJなどダンス系のアーティストが多いラインナップだったので、ガチのパリピが多そうな様子。
予想はしていたけれど、やっぱり3、4人のグループで来ている人が多い! おそろいのバンドTシャツでワイワイ楽しんでいるのを横目に、一目散に会場へ向かう私。
【ぼっちフェス参戦の必須アイテムがあった!】
”映え”なポイントに一瞬惹かれるも、あそこでひとり、写真を撮ってもらう勇気はさすがになく……。「今はひとりなんだけど、後で友達と合流するのよね〜」的な空気を出しつつ通り過ぎます。
このとき、役にたったのが、日よけも兼ねたサングラス。いい感じに外界を隔ててくれて、ぼっち参加ならではの不安が少し和らぎます。普段はかけないんだけど、持ってきてて良かったーー! これ、夏のぼっちフェス参戦の必須アイテムに認定です。
【並ぶ時間の孤独を乗り越えれたあとは…!】
それでもメイン会場に入るまでの長い列では孤独を感じました。「あの人ひとりで来てるんだ」と周囲のパリピから思われているのではないかと勝手にハラハラ。ただでさえ暑いのに、焦りから、さらに汗が背中をダラダラと流れ落ちます。
いよいよメインの会場に入ると、人の熱気がすごい!!! さっきまでの心もとなさが一気に吹き飛びます。
いざ演奏が始まれば、あとはもうひとりの世界。開放感がハンパなく、大好きなアーティストの音楽にどっぷりと浸れました。
さらに暗くなってからは、会場は激混みのクラブ状態。一体感がすごいので、もはや誰がひとりで来ているのかなんて分かりません……!
【なんとなくの不安は杞憂だった】
結果的に、自分史上最高に楽しめたひとりフェス参加。私の場合、フェスに限らずイベントに友人を誘うと、相手も同じように楽しんでいるかすごく気になってしまうので、ぼっちの方がかえって無心でその場を楽しめました。
ライブでもフェスでも、行きたい気持ちはあっても一緒に行ける人がすぐ思いつかないと、つい行けない理由を優先させてしまいがち。だけど、それってとてももったいないことなのかもしれません。
ぼっちの最大の敵は、実は周りの目ではなくて、なんとなくの不安を勝手に大きくしてしまう自分の妄想なのかも。ドキドキを乗り越えてみたら案外大丈夫だったりするので、ぼっちフェス、ぜひ一度はトライしてみてはいかがでしょうか!
孤独度:★★★
高揚度:★★★★★★★★
明日もまたがんばれる度:★★★★★★★★
執筆:沢野ゆうこ
Photo:(c)Pouch