アウトドアブランド「パタゴニア」が2019年7月21日に全店閉店を発表! その理由は…選挙でした
人気アウトドアショップ「パタゴニア」が、2019年7月21日に全直営店を閉店することを発表しました。
突然のことでビックリしてしまいましたが……理由を知って、さらにビックリ。
この日は「第25回参議院議員通常選挙」の投票日で、家族や友人、大切な人と語り合い、投票に行く従業員のために閉店することを決めたというのです。
【パタゴニアの思いとは】
私たちが生きる社会を作っているのは「政治」。そして政治の一端を担うのは、国民ひとりひとりの「清き1票」。パタゴニアはホームぺージで、
「私たちの地球のために投票しよう」
「本当の意味で手遅れにならないために、そして若者や地球の将来のために、私たち市民全員が、社会構造を大胆かつ公正に変化させようとする政治家を選ぶ必要があります」
と、強く呼びかけています。
【企業全体で取り組めば「後押し」になる】
未来のために、意義のある1票を投じる。そのために誰もが知っている有名企業が後押しをすることは、社会全体に大きな影響力を与えるはずです。
選挙の結果はそのまま、政治、そして社会へと反映されます。パタゴニアの取り組みが、より多くの人が選挙に行く原動力となることを、願ってやみません。
【対話型トークイベントで語らってみるといいかも】
ちなみに、パタゴニアのホームぺージには、選挙に関する「参考サイト集」や、7月6日の吉祥寺店を皮切りに全国各地のパタゴニア店舗で開催されるトークイベント「ローカル選挙カフェ」など、選挙前に知っておきたいアレコレが掲載されているので要チェックです。
「ローカル選挙カフェ」で話し合うのは、選挙や政治、そしてこれからの社会のあり方や未来について。
「そもそも選挙をしたらどうなるか」「政治について考えている?」など、カフェのように気軽に話せる場のようなので、参加してみるといいかもしれません。
参照元:パタゴニア、Twitter @PatagoniaJP
執筆:田端あんじ (c)Pouch